山形超CSⅢ 決勝第1回戦:北のあーさん vs. ナツメグ
「ねぇ、なんで俺たちなの!? なんで!?」
フィーチャー席に呼ばれた北海道からの刺客は、開口一番私にそう告げた。
無理もない。なぜならこの日の予選突破プレイヤーのほとんどが、誰がフィーチャーに呼ばれてもおかしくないほどの強豪ばかりだったからだ。
当然他にも候補…つまり、強豪同士の対戦はあった。
東北を代表する古豪UMEBAと、『GRATS!』所属の若獅子はるる。
GP9thでトップ8入賞のクロロ/山形県と、ライターや裏方の仕事を経てランキングレースを全力で走る「くんさん」。
ランキング上位を走る“中野の首領”ことTIGHTに対し、『GRATS!』所属、去年の全国大会を経験したyuchimu……など。
本当に誰が呼ばれてもおかしくなかった。正直に話すと、今回のフィーチャーは上記含む4つの候補から抽選アプリを使って決めただけなのだ。
その結果選ばれたのは……、北海道からの刺客である北のあーさん。
そして遅れてやってきた“東北の萌え袖ビルダー”こと、ナツメグの2人だ。
彼らにまつわるものはあまりに多いが、ここでは彼らのバックボーン…… 『マラかっち』と『松川組』について多少なりとも触れなければならない。
デュエマロボット、『松川CS』……、お互いにここで語る伝説には事欠かないが、この2チームに共通することがひとつ。
彼らは、ただひたすらに“愉快”なのだ。
今日だってそうだ。
フィーチャーテーブルに着いた北のあーさんはまだ「なんで俺たちなの!?」としつこく聞き続け、ナツメグに対して「まさかこんなとこで初めて当たるなんて……w」としきりに笑い続ける。少したりとも沈黙を作らない。
この日は『マラかっち』から出場した4名中3人が本戦に進出したこともあり、いつも以上に高いテンションを保っていた。
対するナツメグは「フィーチャーか、ちょっと“アレ”探してきます」とフィーチャーテーブルを飛び出し……、『松川CS』優勝者に渡される栄誉あるプレイマットの所持者を探し回っていた。
余談にはなるが、決勝トーナメントの裏で『NEXT松川CS』が開かれていた。会場内全ての“アレ”がここで使われていたため、ナツメグが使う分は余っていなかったという。
決勝第1回戦は試合前からイベントの連続。
お互いデュエマ以外の趣味が合う友人ということもあり、デッキカット中も話が絶えない。
対戦が始まっても、対戦が終わるまでもたびたび笑い合いながら……
それでもその中身は濃密な駆け引きの連続。
お祭り男2人によって、決勝トーナメントの火蓋が落とされた。
先攻:ナツメグ
ナツメグが試合前に見せた超次元ゾーン。それが意味するのは『赤白サンマックス』。
ただ北のあーさんは「今日その次元で本物だったこと1回もないんだよな……」とぼやく。
その答えは、ナツメグのプレイによって示された。
最初にマナセットしたのは……、《水上第九院 シャコガイル》。
そして≪龍装医 ルギヌス≫を置いた2ターン目、《エマージェンシー・タイフーン》から《水上第九院 シャコガイル》を墓地へ落とす。
ここまで来れば聡明な読者の皆様ならお気付きであろう…… ナツメグの使用デッキは『ロマノフワンショット』。
≪法と契約の秤≫などの5マナ蘇生呪文から《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を繰り出し、次々と呪文をチェインさせ《水上第九院 シャコガイル》のフィニッシュに繋げる、現環境における代表的なコンボデッキだ。
ナツメグ「前々日から行われていた『リシアCS』で、『アナカラーダムド』と『青魔導具』が多いと判断しました。
そこに対して≪ウォズレックの審問≫の通りが非常によく、それを上手く使えるデッキを使おうと。
『ハンデス』等も考えたのですが、今回は地雷耐性の高い『ロマノフワンショット』を選択しました。
不利対面の『ジョーカーズミッツァイル』が減少傾向だったことも追い風でしたね」
デッキ選択の理由をこう話すナツメグ。彼と同様に、コンボデッキながら≪ウォズレックの審問≫による妨害要素も兼ね備えるこのデッキを好んで使うプレイヤーは今大会も多い。
「せやな、せやせやせや……」と納得する北のあーさん。もともとコンボデッキを好むナツメグの性格をよく知っていることもあり、納得した表情でターンを迎える。
とはいえ彼の立ち上がりはその言動とは裏腹に静かだった。《SSS級天災 デッドダムド》を2枚チャージして最序盤を終える。
彼が持ち込んだのは『マラかっち』で調整に調整を重ねた環境最強デッキ、『水闇自然デッドダムド』。
テンプレート構築が固まっていない中で決勝トーナメントに3人を送り込んだ彼らの自信作だが……
次のターンナツメグの手札から放たれた≪ウォズレックの審問≫によって、その“惨状”が露になる。
開示された手札は……
《禁断機関 VV-8》
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》2枚
《テック団の波壊Go!》
《超次元リバイヴ・ホール》
思わず「うおぉーっ」と声を上げるナツメグ。対する北のあーさんは苦笑い。
効果でハンデスはできないが、その必要すらない初動5ターンの手札。後手を取っていることもあり、このままではナツメグが≪法と契約の秤≫をプレイするまで何もできない。
《天災 デドダム》や《》を引き当てれば…… というところだったが、マナゾーンに置かれたのはトップから引いた《SSS級天災 デッドダムド》3枚目。もはや虫の息。
そしてナツメグは《エマージェンシー・タイフーン》を撃ちこみ…… 5マナを前にして《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を墓地に落とす!!
先ほど開示したものから1枚も代り映えしない北のあーさんの手札。その解答はデッキトップから持ってくるほかない。
祈りを込めてドローし、4マナ目を埋め……
その瞬間、「今日は俺の日だ」と確信したという。
《奇天烈 シャッフ》がトップデックから駆け付ける!!
≪法と契約の秤≫を止める5を力強く宣言。これでナツメグは次のターンに勝負を決めることができなくなり、《奇天烈 シャッフ》を破壊する≪地獄のゴッド・ハンド≫を撃つことも叶わない。
さらに5ターン目を迎えた北のあーさんの手札には、完璧なプランが整っていた。
まずは《超次元リバイヴ・ホール》から《勝利のリュウセイ・カイザー》でナツメグが6マナに到達することを防ぎつつ、《奇天烈 シャッフ》の攻撃時5宣言でナツメグの動きをもう1ターン奪う。
さらに6ターン目《禁断機関 VV-8》からの《奇天烈 シャッフ》攻撃、そのときこれまでマナに埋めた《SSS級天災 デッドダムド》を3枚侵略させれば《禁断機関 VV-8》が即禁断機動。そのまま勝利を掴むことができる。
まさにここしかない最高のデッキトップ。すべてを完成させた《奇天烈 シャッフ》に対し、何もできないナツメグ。
そのままターンを返………
………『ロマノフワンショット』に度々採用される《奇天烈 シャッフ》の役割は多岐にわたる。
相手の切り札となる呪文を止めて先手後手を入れ替えるため。
≪ジャミング・チャフ≫、≪「本日のラッキーナンバー!」≫などの露払いをして、≪法と契約の秤≫を通すため。
そして、たった今ターンを返さず、勢いよく4マナを支払ったナツメグがそうしたように。
相手の《奇天烈 シャッフ》の攻撃を止めるため!!
これにより、北のあーさんのプランは全て崩壊する。
それを倒すことは簡単だった。《超次元リバイヴ・ホール》から《勝利のガイアール・カイザー》を出して攻撃するだけ。
だけれど一筋光明を照らした《奇天烈 シャッフ》はもう動くことはなく……
返すターン、ナツメグが5マナを支払うことを許さざるを得ない。
北のあーさん「いやー…強いなぁ……」
唱えられるは《インフェルノ・サイン》。墓地から蘇るは《邪眼教皇ロマノフⅡ世》!!
『ロマノフワンショット』最大の持ち味である墓地に《邪眼教皇ロマノフⅡ世》、蘇生呪文1枚だけからの即死コンボがスタート。ナツメグは勢いよく5枚のカードを捲っていく。
しかし、北のあーさんの超CSⅢはここで終わったわけじゃない。
『ロマノフワンショット』は呪文チェイン中に望みの呪文が捲れなかった場合、連鎖が止まってしまう弱点を抱えている。
だから、祈るだけならできる。
今日が俺の日なら、ドロー呪文だけしか捲れないタイミングが来るはずだと。
しかし、無情にも連鎖は止まらない。
まずは《フォース・アゲイン》で《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を出し入れ。
次に《龍素知新》で《フォース・アゲイン》を使いまわす。
《戒王の封》で≪龍装医 ルギヌス≫を出し、≪サイバー・K・ウォズレック≫を蘇生。
その効果で《サイバー・チューン》と《蝕王の晩餐》。
山札枚数を調整しつつ≪サイバー・K・ウォズレック≫破壊でもう1度《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をバトルゾーンに送り込み……
残り山札6枚。《邪眼教皇ロマノフⅡ世》がデッキボトムに固定された《蝕王の晩餐》を撃ち出す。
≪龍装医 ルギヌス≫蘇生、≪サイバー・K・ウォズレック≫から《蝕王の晩餐》と《エマージェンシー・タイフーン》を宣言する。
即ち、《水上第九院 シャコガイル》の蘇生と最後のドローが同時に行われる。
その瞬間、北のあーさんは“今日の男”に手を差し伸べたのだった。
Winner:ナツメグ
フィーチャー席に呼ばれた北海道からの刺客は、開口一番私にそう告げた。
無理もない。なぜならこの日の予選突破プレイヤーのほとんどが、誰がフィーチャーに呼ばれてもおかしくないほどの強豪ばかりだったからだ。
当然他にも候補…つまり、強豪同士の対戦はあった。
東北を代表する古豪UMEBAと、『GRATS!』所属の若獅子はるる。
GP9thでトップ8入賞のクロロ/山形県と、ライターや裏方の仕事を経てランキングレースを全力で走る「くんさん」。
ランキング上位を走る“中野の首領”ことTIGHTに対し、『GRATS!』所属、去年の全国大会を経験したyuchimu……など。
本当に誰が呼ばれてもおかしくなかった。正直に話すと、今回のフィーチャーは上記含む4つの候補から抽選アプリを使って決めただけなのだ。
その結果選ばれたのは……、北海道からの刺客である北のあーさん。
そして遅れてやってきた“東北の萌え袖ビルダー”こと、ナツメグの2人だ。
彼らにまつわるものはあまりに多いが、ここでは彼らのバックボーン…… 『マラかっち』と『松川組』について多少なりとも触れなければならない。
デュエマロボット、『松川CS』……、お互いにここで語る伝説には事欠かないが、この2チームに共通することがひとつ。
彼らは、ただひたすらに“愉快”なのだ。
今日だってそうだ。
フィーチャーテーブルに着いた北のあーさんはまだ「なんで俺たちなの!?」としつこく聞き続け、ナツメグに対して「まさかこんなとこで初めて当たるなんて……w」としきりに笑い続ける。少したりとも沈黙を作らない。
この日は『マラかっち』から出場した4名中3人が本戦に進出したこともあり、いつも以上に高いテンションを保っていた。
対するナツメグは「フィーチャーか、ちょっと“アレ”探してきます」とフィーチャーテーブルを飛び出し……、『松川CS』優勝者に渡される栄誉あるプレイマットの所持者を探し回っていた。
余談にはなるが、決勝トーナメントの裏で『NEXT松川CS』が開かれていた。会場内全ての“アレ”がここで使われていたため、ナツメグが使う分は余っていなかったという。
決勝第1回戦は試合前からイベントの連続。
お互いデュエマ以外の趣味が合う友人ということもあり、デッキカット中も話が絶えない。
対戦が始まっても、対戦が終わるまでもたびたび笑い合いながら……
それでもその中身は濃密な駆け引きの連続。
お祭り男2人によって、決勝トーナメントの火蓋が落とされた。
先攻:ナツメグ
ナツメグが試合前に見せた超次元ゾーン。それが意味するのは『赤白サンマックス』。
ただ北のあーさんは「今日その次元で本物だったこと1回もないんだよな……」とぼやく。
その答えは、ナツメグのプレイによって示された。
最初にマナセットしたのは……、《水上第九院 シャコガイル》。
そして≪龍装医 ルギヌス≫を置いた2ターン目、《エマージェンシー・タイフーン》から《水上第九院 シャコガイル》を墓地へ落とす。
ここまで来れば聡明な読者の皆様ならお気付きであろう…… ナツメグの使用デッキは『ロマノフワンショット』。
≪法と契約の秤≫などの5マナ蘇生呪文から《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を繰り出し、次々と呪文をチェインさせ《水上第九院 シャコガイル》のフィニッシュに繋げる、現環境における代表的なコンボデッキだ。
ナツメグ「前々日から行われていた『リシアCS』で、『アナカラーダムド』と『青魔導具』が多いと判断しました。
そこに対して≪ウォズレックの審問≫の通りが非常によく、それを上手く使えるデッキを使おうと。
『ハンデス』等も考えたのですが、今回は地雷耐性の高い『ロマノフワンショット』を選択しました。
不利対面の『ジョーカーズミッツァイル』が減少傾向だったことも追い風でしたね」
デッキ選択の理由をこう話すナツメグ。彼と同様に、コンボデッキながら≪ウォズレックの審問≫による妨害要素も兼ね備えるこのデッキを好んで使うプレイヤーは今大会も多い。
「せやな、せやせやせや……」と納得する北のあーさん。もともとコンボデッキを好むナツメグの性格をよく知っていることもあり、納得した表情でターンを迎える。
とはいえ彼の立ち上がりはその言動とは裏腹に静かだった。《SSS級天災 デッドダムド》を2枚チャージして最序盤を終える。
彼が持ち込んだのは『マラかっち』で調整に調整を重ねた環境最強デッキ、『水闇自然デッドダムド』。
テンプレート構築が固まっていない中で決勝トーナメントに3人を送り込んだ彼らの自信作だが……
次のターンナツメグの手札から放たれた≪ウォズレックの審問≫によって、その“惨状”が露になる。
開示された手札は……
《禁断機関 VV-8》
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》2枚
《テック団の波壊Go!》
《超次元リバイヴ・ホール》
思わず「うおぉーっ」と声を上げるナツメグ。対する北のあーさんは苦笑い。
効果でハンデスはできないが、その必要すらない初動5ターンの手札。後手を取っていることもあり、このままではナツメグが≪法と契約の秤≫をプレイするまで何もできない。
《天災 デドダム》や《》を引き当てれば…… というところだったが、マナゾーンに置かれたのはトップから引いた《SSS級天災 デッドダムド》3枚目。もはや虫の息。
そしてナツメグは《エマージェンシー・タイフーン》を撃ちこみ…… 5マナを前にして《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を墓地に落とす!!
先ほど開示したものから1枚も代り映えしない北のあーさんの手札。その解答はデッキトップから持ってくるほかない。
祈りを込めてドローし、4マナ目を埋め……
その瞬間、「今日は俺の日だ」と確信したという。
《奇天烈 シャッフ》がトップデックから駆け付ける!!
≪法と契約の秤≫を止める5を力強く宣言。これでナツメグは次のターンに勝負を決めることができなくなり、《奇天烈 シャッフ》を破壊する≪地獄のゴッド・ハンド≫を撃つことも叶わない。
さらに5ターン目を迎えた北のあーさんの手札には、完璧なプランが整っていた。
まずは《超次元リバイヴ・ホール》から《勝利のリュウセイ・カイザー》でナツメグが6マナに到達することを防ぎつつ、《奇天烈 シャッフ》の攻撃時5宣言でナツメグの動きをもう1ターン奪う。
さらに6ターン目《禁断機関 VV-8》からの《奇天烈 シャッフ》攻撃、そのときこれまでマナに埋めた《SSS級天災 デッドダムド》を3枚侵略させれば《禁断機関 VV-8》が即禁断機動。そのまま勝利を掴むことができる。
まさにここしかない最高のデッキトップ。すべてを完成させた《奇天烈 シャッフ》に対し、何もできないナツメグ。
そのままターンを返………
………『ロマノフワンショット』に度々採用される《奇天烈 シャッフ》の役割は多岐にわたる。
相手の切り札となる呪文を止めて先手後手を入れ替えるため。
≪ジャミング・チャフ≫、≪「本日のラッキーナンバー!」≫などの露払いをして、≪法と契約の秤≫を通すため。
そして、たった今ターンを返さず、勢いよく4マナを支払ったナツメグがそうしたように。
相手の《奇天烈 シャッフ》の攻撃を止めるため!!
これにより、北のあーさんのプランは全て崩壊する。
それを倒すことは簡単だった。《超次元リバイヴ・ホール》から《勝利のガイアール・カイザー》を出して攻撃するだけ。
だけれど一筋光明を照らした《奇天烈 シャッフ》はもう動くことはなく……
返すターン、ナツメグが5マナを支払うことを許さざるを得ない。
北のあーさん「いやー…強いなぁ……」
唱えられるは《インフェルノ・サイン》。墓地から蘇るは《邪眼教皇ロマノフⅡ世》!!
『ロマノフワンショット』最大の持ち味である墓地に《邪眼教皇ロマノフⅡ世》、蘇生呪文1枚だけからの即死コンボがスタート。ナツメグは勢いよく5枚のカードを捲っていく。
しかし、北のあーさんの超CSⅢはここで終わったわけじゃない。
『ロマノフワンショット』は呪文チェイン中に望みの呪文が捲れなかった場合、連鎖が止まってしまう弱点を抱えている。
だから、祈るだけならできる。
今日が俺の日なら、ドロー呪文だけしか捲れないタイミングが来るはずだと。
しかし、無情にも連鎖は止まらない。
まずは《フォース・アゲイン》で《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を出し入れ。
次に《龍素知新》で《フォース・アゲイン》を使いまわす。
《戒王の封》で≪龍装医 ルギヌス≫を出し、≪サイバー・K・ウォズレック≫を蘇生。
その効果で《サイバー・チューン》と《蝕王の晩餐》。
山札枚数を調整しつつ≪サイバー・K・ウォズレック≫破壊でもう1度《邪眼教皇ロマノフⅡ世》をバトルゾーンに送り込み……
残り山札6枚。《邪眼教皇ロマノフⅡ世》がデッキボトムに固定された《蝕王の晩餐》を撃ち出す。
≪龍装医 ルギヌス≫蘇生、≪サイバー・K・ウォズレック≫から《蝕王の晩餐》と《エマージェンシー・タイフーン》を宣言する。
即ち、《水上第九院 シャコガイル》の蘇生と最後のドローが同時に行われる。
その瞬間、北のあーさんは“今日の男”に手を差し伸べたのだった。
Winner:ナツメグ
TM and © 2024, Wizards of the Coast, Shogakukan, WHC, ShoPro, TV TOKYO © TOMY