DMGP5th:メタゲームブレイクダウン
約2300名によって繰り広げられたグランプリ5th。決勝ラウンドに進めるのはその中でもたった128名。
ここでは、そんな選ばれし128名のデッキ内約を分析していきたい。
火自然モルトNEXT 31
ロージアダンテ 16
(光水…6 光水闇…5 成長…3 カウンター…2)
レッドゾーン 14
(火水…9 火光…3 火自然…1 火闇…1)
火闇水ドギラゴン剣 7
闇水ハンデス 7
光自然メタリカ 6
ジョーカーズ 6
チェイングラスパー 4
(自然t光…3 自然単…1)
ビッグマナ 4
(5cジョリー…1 4cジョリー…1 5Cコントロール…2)
ジャスティスループ 4
自然系ループ 5
(自然単…4 自然t白…1)
墓地ソース 3
水光サザンルネッサンス 3
火水罰怒ブランド 3
水自然デュエランド 2
火闇ドルマゲドン 2
オールデリート 2
(4C…1 ティーツー型…1)
火単ビートジョッキー 2
火闇水デッドゾーン 1
GOD 1
オプティマスループ 1
ゲイル・ヴェスパー 1
水単VV-8 1
火水自然ランデス 1
不明 1
並べてみると改めて思うが、本当に様々なデッキタイプが勝ち上がっている。最近になり浮上してきた光自然メタリカから人気の高いバイクやロージアミラダンテなど、今回も数多くのデッキタイプが激闘を繰り広げた。
今回はこれらのデッキタイプの中から、いくつかの上位進出デッキの傾向を注目していきたい。
要因としては「ゲームメイクの手軽さ」にある。 《メンデルスゾーン》 の2枚マナ加速が成功することで非常に早く、 《超戦龍覇 モルトNEXT》 や 《次元龍覇 グレンモルト「覇」》 等々、強力な効果を持っているカードを展開できることが最大の魅力だろう。また、 ≪終焉の禁断 ドルマゲドンX≫ と 《熱血龍 バトクロス・バトル》 の相性は非常によく、相手ターン中に禁断爆発を狙うこともできることから攻めはもちろん、受けも比較的しっかりしている点でファンが非常に多いデッキタイプである。
ここで上のデッキタイプ分布をもう一度チェックしてほしい。多くは 《異端流し オニカマス》 や 《終末の時計 ザ・クロック》 を採用した火水バイクが主流ではあるものの、光、自然、闇の各色を搭載したバイクもしっかりと128名の中に名を残している。一概にバイクといえどその組み合わせる色によって動きも違うので、相手は対策を取ることが非常に難しいのである。
ここではあまり見られなかったが、最近では 《洗脳センノー》 を採用したバイクも多く見けられる。まさしく全文明と調和しているデッキタイプといえよう。
次に多かったものが通称「ロージアダンテ」と呼ばれているデッキタイプである。このデッキは「圧倒的な防御力」と「確固たるロック性能」が魅力のデッキだ。
特徴としては 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 と 《時の法皇 ミラダンテⅫ》を駆使して相手の召喚できるクリーチャーのコストを大幅に制御しつつ、 《ミラクルストップ》 などの呪文封と組み合わせ、ほぼ完全なロック状態を作り上げることができることだろう。
この他にも、 《裏切りの魔狼月下城》 や 《天使と悪魔の墳墓》 などの破壊呪文を搭載した闇水光型や 《怒流牙 佐助の超人》 と 《斬隠蒼頭龍バイケン》 で相手の攻撃をしのぎつつ、 《斬隠蒼頭龍バイケン》 から 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 に革命チェンジして一気に攻め込むカウンター型、 《冒険妖精ポレゴン》 から 《二族 ンババ》 、 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 へと高速に革命チェンジしていく成長型も見受けられる。
モルトNEXTデッキやバイクが「攻め」のデッキの中、唯一「受け」デッキとして愛されているデッキタイプだ。
このデッキタイプは彗星のごとく現れた新たなタイプである。基本的な流れとして 《一番隊 クリスタ》 や 《ベイB ジャック》 でクリーチャーを展開しやすい場を作り、 《龍装者 バーナイン》 を絡めて大量ドローし、最後に 《水上第九院 シャコガイル》 でエクストラウィンを狙うデッキタイプである。
このデッキの強みはメタリカの長所である展開力と 《ベイB ジャック》 の強烈な相性の良さにある。
1. 《ベイB ジャック》 の効果で場のクリーチャーをタップ、メタリカを召喚
2. 《龍装者 バーナイン》 効果でドロー
3. 《攻守の天秤》 で場のクリーチャーをアンタップし、1に戻る
一度このコンボが決まると、 《龍装者 バーナイン》 によって無限に手札が増えるため二度と抜け出せず、手軽に 《水上第九院 シャコガイル》 が出せるようになるというわけだ。
このように、それまで全くいなかった新しいデッキタイプであるのにも関わらず、128名中6名もの選手が勝ち上がっているのである。
今回のGP5thは上位者のデッキ分布としては第1にモルトNEXT、次にレッドゾーン、ロージアダンテが追う形となった。
しかし、光自然メタリカや水自然デュエランドなどまだまだ新しいデッキタイプの研究も進んでいることは確かだろう。今後どのようなデッキが登場し、今の環境に旋風を巻き起こすのだろうか…。新たなデッキタイプを作り上げるのは、キミかもしれない。
ここでは、そんな選ばれし128名のデッキ内約を分析していきたい。
火自然モルトNEXT 31
ロージアダンテ 16
(光水…6 光水闇…5 成長…3 カウンター…2)
レッドゾーン 14
(火水…9 火光…3 火自然…1 火闇…1)
火闇水ドギラゴン剣 7
闇水ハンデス 7
光自然メタリカ 6
ジョーカーズ 6
チェイングラスパー 4
(自然t光…3 自然単…1)
ビッグマナ 4
(5cジョリー…1 4cジョリー…1 5Cコントロール…2)
ジャスティスループ 4
自然系ループ 5
(自然単…4 自然t白…1)
墓地ソース 3
水光サザンルネッサンス 3
火水罰怒ブランド 3
水自然デュエランド 2
火闇ドルマゲドン 2
オールデリート 2
(4C…1 ティーツー型…1)
火単ビートジョッキー 2
火闇水デッドゾーン 1
GOD 1
オプティマスループ 1
ゲイル・ヴェスパー 1
水単VV-8 1
火水自然ランデス 1
不明 1
並べてみると改めて思うが、本当に様々なデッキタイプが勝ち上がっている。最近になり浮上してきた光自然メタリカから人気の高いバイクやロージアミラダンテなど、今回も数多くのデッキタイプが激闘を繰り広げた。
今回はこれらのデッキタイプの中から、いくつかの上位進出デッキの傾向を注目していきたい。
■モルトNEXT
中でも使用率不動の1位は火自然モルトNEXT。128名中このデッキタイプを握ることを選んだプレイヤーはなんと31名。決勝トーナメント進出者の内約25%がこのデッキタイプを選んだ。要因としては「ゲームメイクの手軽さ」にある。 《メンデルスゾーン》 の2枚マナ加速が成功することで非常に早く、 《超戦龍覇 モルトNEXT》 や 《次元龍覇 グレンモルト「覇」》 等々、強力な効果を持っているカードを展開できることが最大の魅力だろう。また、 ≪終焉の禁断 ドルマゲドンX≫ と 《熱血龍 バトクロス・バトル》 の相性は非常によく、相手ターン中に禁断爆発を狙うこともできることから攻めはもちろん、受けも比較的しっかりしている点でファンが非常に多いデッキタイプである。
レッドゾーン
次に 《轟く侵略 レッドゾーン》 を主体としたデッキ、通称「バイク」だ。このデッキが多く使われた理由は「構築力の幅が広いこと」に限るだろう。ここで上のデッキタイプ分布をもう一度チェックしてほしい。多くは 《異端流し オニカマス》 や 《終末の時計 ザ・クロック》 を採用した火水バイクが主流ではあるものの、光、自然、闇の各色を搭載したバイクもしっかりと128名の中に名を残している。一概にバイクといえどその組み合わせる色によって動きも違うので、相手は対策を取ることが非常に難しいのである。
ここではあまり見られなかったが、最近では 《洗脳センノー》 を採用したバイクも多く見けられる。まさしく全文明と調和しているデッキタイプといえよう。
ロージアダンテ
特徴としては 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 と 《時の法皇 ミラダンテⅫ》を駆使して相手の召喚できるクリーチャーのコストを大幅に制御しつつ、 《ミラクルストップ》 などの呪文封と組み合わせ、ほぼ完全なロック状態を作り上げることができることだろう。
この他にも、 《裏切りの魔狼月下城》 や 《天使と悪魔の墳墓》 などの破壊呪文を搭載した闇水光型や 《怒流牙 佐助の超人》 と 《斬隠蒼頭龍バイケン》 で相手の攻撃をしのぎつつ、 《斬隠蒼頭龍バイケン》 から 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 に革命チェンジして一気に攻め込むカウンター型、 《冒険妖精ポレゴン》 から 《二族 ンババ》 、 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 へと高速に革命チェンジしていく成長型も見受けられる。
モルトNEXTデッキやバイクが「攻め」のデッキの中、唯一「受け」デッキとして愛されているデッキタイプだ。
光自然メタリカ
このデッキの強みはメタリカの長所である展開力と 《ベイB ジャック》 の強烈な相性の良さにある。
1. 《ベイB ジャック》 の効果で場のクリーチャーをタップ、メタリカを召喚
2. 《龍装者 バーナイン》 効果でドロー
3. 《攻守の天秤》 で場のクリーチャーをアンタップし、1に戻る
一度このコンボが決まると、 《龍装者 バーナイン》 によって無限に手札が増えるため二度と抜け出せず、手軽に 《水上第九院 シャコガイル》 が出せるようになるというわけだ。
このように、それまで全くいなかった新しいデッキタイプであるのにも関わらず、128名中6名もの選手が勝ち上がっているのである。
総括
今回のGP5thは上位者のデッキ分布としては第1にモルトNEXT、次にレッドゾーン、ロージアダンテが追う形となった。
しかし、光自然メタリカや水自然デュエランドなどまだまだ新しいデッキタイプの研究も進んでいることは確かだろう。今後どのようなデッキが登場し、今の環境に旋風を巻き起こすのだろうか…。新たなデッキタイプを作り上げるのは、キミかもしれない。
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