熊本超CS デッキテク:りく選手『水闇ハンデス』
2017年7月8日より施行となる新殿堂。
《目的不明の作戦》 や 《アラゴト・ムスビ》 、 《大勇者「鎖風車」》 、《魔龍バベルギヌス》 が1枚しか採用できなくなり数々の「ループ」ギミックを搭載したデッキは大ダメージを負ったことは確かである。
そのため、今大会は大多数のプレイヤーは「ループ」デッキではなく、「速さ」や「守り」に特化した、比較的シンプルなデッキを使うこととなった。
そのメタゲームを想定したプレイヤーが多かったということもあり、「闇水ハンデス」といった相手の動きを抑えることに特化したアーキタイプを使用したプレイヤーも数多く存在した。
比較的デッキ構築内容が画一化されやすいアーキタイプであるが、今回はりくが使用した、一味変わった「闇水ハンデス」について注目していこう。
基本的に序盤を 《特攻人形ジェニー》 などの強力な軽コストカードで相手の手札を破壊し、対戦相手の動きを縛っていき、 《ヴォルグ・サンダー》 でフィニッシュする動きが一般的である。
しかし、これだけだと対戦相手のドロー次第では 《超戦龍覇 モルトNEXT》のような1枚のカードパワーが高いデッキに常にチャンスを与えてしまっている状況が続くのである。
そこでりくは 《腐敗麗姫ベラ》 を採用している。
このカードの採用により対戦相手の山札に潜む有効札を破壊しつつ、次のドローを操作できるのだ。これにより、りくの「闇水ハンデス」はさらなる安定性を手に入れたのだ。
オーソドックスな「闇水ハンデス」はこのカードを1枚のみの採用が多い。しかしりくは2枚このカードを採用している。
理由としては、先に取り上げた 《腐敗麗姫ベラ》 が関係している。りくのデッキには 《学校男》 も採用されている。 《激天下!シャチホコ・カイザー》が2体いる状況下で 《学校男》 と 《腐敗麗姫ベラ》 の同時出しにより、相手の山札をロックできるのだ。
以下がロックの手順である。
手順
1. 《激天下!シャチホコ・カイザー》 2体の効果で 《腐敗麗姫ベラ》 と 《学校男》 を同時に出す。
2. 《腐敗麗姫ベラ》 効果で相手の山札上を固定。 《学校男》 で自身と 《腐敗麗姫ベラ》 を破壊。
これらを繰り返すことで勝利をほぼ確実なものに近づけることができるのだ。
高い安定性と対応力豊富な柔軟性な特徴を持つ「闇水ハンデス」。
対応できる幅は無限大である。今後どのような変化を遂げていくのか、注目だ。
《目的不明の作戦》 や 《アラゴト・ムスビ》 、 《大勇者「鎖風車」》 、《魔龍バベルギヌス》 が1枚しか採用できなくなり数々の「ループ」ギミックを搭載したデッキは大ダメージを負ったことは確かである。
そのため、今大会は大多数のプレイヤーは「ループ」デッキではなく、「速さ」や「守り」に特化した、比較的シンプルなデッキを使うこととなった。
そのメタゲームを想定したプレイヤーが多かったということもあり、「闇水ハンデス」といった相手の動きを抑えることに特化したアーキタイプを使用したプレイヤーも数多く存在した。
比較的デッキ構築内容が画一化されやすいアーキタイプであるが、今回はりくが使用した、一味変わった「闇水ハンデス」について注目していこう。
ポイント 1《腐敗麗姫ベラ》の採用
基本的に序盤を 《特攻人形ジェニー》 などの強力な軽コストカードで相手の手札を破壊し、対戦相手の動きを縛っていき、 《ヴォルグ・サンダー》 でフィニッシュする動きが一般的である。
しかし、これだけだと対戦相手のドロー次第では 《超戦龍覇 モルトNEXT》のような1枚のカードパワーが高いデッキに常にチャンスを与えてしまっている状況が続くのである。
そこでりくは 《腐敗麗姫ベラ》 を採用している。
このカードの採用により対戦相手の山札に潜む有効札を破壊しつつ、次のドローを操作できるのだ。これにより、りくの「闇水ハンデス」はさらなる安定性を手に入れたのだ。
ポイント 2《激天下!シャチホコ・カイザー》を2枚採用
オーソドックスな「闇水ハンデス」はこのカードを1枚のみの採用が多い。しかしりくは2枚このカードを採用している。
理由としては、先に取り上げた 《腐敗麗姫ベラ》 が関係している。りくのデッキには 《学校男》 も採用されている。 《激天下!シャチホコ・カイザー》が2体いる状況下で 《学校男》 と 《腐敗麗姫ベラ》 の同時出しにより、相手の山札をロックできるのだ。
以下がロックの手順である。
手順
1. 《激天下!シャチホコ・カイザー》 2体の効果で 《腐敗麗姫ベラ》 と 《学校男》 を同時に出す。
2. 《腐敗麗姫ベラ》 効果で相手の山札上を固定。 《学校男》 で自身と 《腐敗麗姫ベラ》 を破壊。
これらを繰り返すことで勝利をほぼ確実なものに近づけることができるのだ。
総括
高い安定性と対応力豊富な柔軟性な特徴を持つ「闇水ハンデス」。
対応できる幅は無限大である。今後どのような変化を遂げていくのか、注目だ。
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