DMGP2025-2nd Day1(アドバンス)Round 6:みるえめ vs. 紅蓮
ライター:白戸 龍之介(ドラ介)
撮影:後長 京介、坂井 郁弥
DMGP2025-2nd Day1は早くも後半戦に差し掛かる。ここでぶつかるのは、2025年秋今節のデュエチューブリーグでデビューした「チームSAGA」の新鋭、みるえめ。
強豪たちの集うリーグに参戦している実力の持ち主であるみるえめは、DMGP2025-1st Day1アドバンスで準優勝を果たしている。
対するは【みんなと戦えてよかった。】、Rikky、kaisoraとともにDMGP2024-1st Day2チーム戦優勝を果たした関西の強豪、紅蓮。
お互い4勝1敗という本戦出場に向けて負けられない2人が激突する!!
先攻:みるえめ
みるえめは《真気楼と誠偽感の決断》、紅蓮は《俳句爵 Drache der’Bande》をチャージし、緩やかにゲームが始まる。
早くも紅蓮の使用デッキが【光水自然der’Bande】だと判明する。
ゲームが動き出したのは2ターン目。みるえめは《異端流し オニカマス》を召喚。
依然として強烈な踏み倒しメタ(妨害)カードとして健在のこのカード。
【4cゼーロ】や【水単サイバー】、革命チェンジをはじめとした強力な踏み倒しを持つ【モルトDREAM】や【ドリームメイト】といったデッキを強く牽制する役割を担っている。
紅蓮の扱う【光水自然der’Bande】も例外ではなく、《俳句爵 Drache der’Bande》の連続攻撃こそ止められないものの、多面的に展開できるワンショット手段を大きく制限することが出来る。
紅蓮は《キユリのASMラジオ》をチャージし、《場和了GO-YAMA-58》を召喚。
こちらもまた強烈なメタクリーチャー。
手札以外の場所からエレメントを出させない能力は、オリジナルフォーマットでは墓地やマナゾーン、メクレイドを牽制するが、ここはアドバンスフォーマット。
超次元ゾーンや超GRゾーンから出てくるエレメントを縛ることが出来る。
2コストのメタクリーチャーによるにらみ合い。
これも高速化した現代デュエマを象徴する対決といえるだろう。
みるえめは《影世界のシクミ》をチャージするのみでターンを終える。
紅蓮は少し考えたのち、《俳句爵 Drache der’Bande》を進化させずにバトルゾーンへ送り出す。
みるえめは《アーテル・ゴルギーニ》をチャージして《裏斬隠 テンサイ・ハート》を召喚し、2枚ドロー。《魔獣星樹ギガゲドー》を墓地に捨て、ターンを終了する。
紅蓮は《心転地と透幻郷の決断》をチャージすると《ネ申・マニフェスト》を召喚。
《ネ申・マニフェスト》は手札交換とシンカパワーを持つクリーチャー。【光水自然der’Bande】ではパーツ集めの他、《キユリのASMラジオ》から同時に出すことで《俳句爵 Drache der’Bande》を止められない打点とすることが出来るカードであり、かつての【火水アポロヌス】を彷彿とさせる運用方法である。
ここは《場和了GO-YAMA-58》と《ピザスターのアンティハムト》を捨てる。
みるえめは少し考えてからマナに《異端流し オニカマス》をチャージすると、《真気楼と誠偽感の決断》を唱え、手札交換とシールド送りを選択し、《場和了GO-YAMA-58》をシールドへ送る。
踏み倒しからのフィニッシュルートを封じられているため慎重に活路を考えなくてはならない紅蓮。
《心転地と透幻郷の決断》をチャージし、《ネ申・マニフェスト》の上に《一音の妖精》をNEO進化させる。
シンカパワーで選ばれずブロックされない状態となった《一音の妖精》。
バトルゾーンにいるだけで呪文の詠唱を1度だけに封じるクリーチャーであるが、
さらにNEO進化クリーチャーになることで、クリーチャーがバトルゾーンに出ることも1体にしてしまう強力な1枚である。
紅蓮は《俳句爵 Drache der’Bande》でプレイヤーへと攻撃を宣言。
その能力で《心転地と透幻郷の決断》をマナゾーンから唱える。
手札交換を2回行い、ここで《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》へP侵略する。
《裏斬隠 テンサイ・ハート》をタップするが、しっかり《異端流し オニカマス》のバウンスが挟まる。
一見するともったいないプレイをしているようにも見える場面だが、侵略元となっている《俳句爵 Drache der’Bande》のパワーは3000。
タップしたまま残ってしまうと《裏斬隠 テンサイ・ハート》の殴り返しを受けてしまい、貴重なエースを失うこととなる。どうやらそれを防ぐためのようだ。
この隙に無敵状態となった《一音の妖精》でシールドをブレイクしていく。
アドバンテージの損失、裏目をしっかりとケアしながら、紅蓮は自身のフィニッシュラインへと詰めていく。
みるえめはここで《闇王ゼーロ》をチャージする。
デッキは【闇王ゼーロ】、所謂【ドロマーゼーロ】(光水闇ゼーロ)と呼ばれるコンボデッキであると確定する。
《サイバー・J・イレブン / 「みんなと戦えてよかった♥」》を唱え、フィニッシュ手段を山札に戻しつつ1枚引いてターンを返す。
シンカパワーを得た《一音の妖精》が退かせないため、みるえめはこれでターンを終える。
この隙を狙いたい紅蓮。
《ネ申・マニフェスト》をチャージすると《心転地と透幻郷の決断》を唱え、3コスト以下のカードの実行を2回選択。
《俳句爵 Drache der’Bande》と《ピザスターのアンティハムト》をバトルゾーンへ。
《ピザスターのアンティハムト》の能力により手札から《天彩の精霊ミルディアス》をバトルゾーンへ出し、スピードアタッカーを与える。
しかしここでウラ・ニンジャ・ストライクが宣言され、みるえめは《裏斬隠 テンサイ・ハート》を召喚。その能力で残りのクリーチャーたちの攻撃を止める。
そしてこのターン、クリーチャーが3体出たことで、みるえめは《真気楼と誠偽感の決断》を宣言。
紅蓮の《一音の妖精》と、自身の《裏斬隠 テンサイ・ハート》をシールドへと送ることで下準備を整える。
シールドにカードが置かれたことに反応し、《DARK MEMORY CONTAINER》が現れ、ドローする。
返ってきたみるえめのターン。《困惑の影トラブル・アルケミスト》を召喚し、マナゾーンのカードをすべて回収。
ここで必殺の《闇王ゼーロ》が宣言される!
手札とバトルゾーンの闇のカードを3枚ずつ、山札の上から4枚墓地へ送りコストを支払わずに唱えることのできる呪文である。王道W篇で出現したスチーム・ナイトたち。
彼らが集めた暗闇を利用して大幅に躍進したコンボデッキ【闇王ゼーロ】。
《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》をコアにしたコンボは変わらずだが、2種類のスチーム・ナイトによってその基盤が強固になった。
王道W2弾で登場した《DARK MEMORY CONTAINER》はEXライフに反応してバトルゾーンに出すことが出来、ドローもできる。これだけでも十分だが、王道W3弾で登場した《~地獄帰りの騎士~》は、3枚引いた後に2枚捨て、シールドを追加できるNEOクリーチャー。
この2つが組み合わさることで【闇王ゼーロ】におけるコンボパーツ集めループルートの確保が強力になったのである。
その効果で《アーテル・ゴルギーニ》を墓地からバトルゾーンへ。
《アーテル・ゴルギーニ》の能力で《魔獣星樹ギガゲドー》と《罪無 ターボ兆》をバトルゾーンへと呼び戻す。
ここでコンボに入るため、みるえめはしっかり山札の枚数を確認。
【闇王ゼーロ】では《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》を《闇王ゼーロ》で出す際に山札がちょうど4枚の状態であったり、山札を0の状態にできないとチェインコンボが止まってしまうため必要な確認だ。
まだまだ多い山札。
削り切るためにもう一度《闇王ゼーロ》を挟み、《アーテル・ゴルギーニ》を蘇生する。
その能力で墓地から《~地獄帰りの騎士~》と《罪無 ターボ兆》を蘇生。
それに呼応して《魔獣星樹ギガゲドー》の能力が起動。最後のシールドを回収する。
そして再び《闇王ゼーロ》。
終わりの始まりを告げるディスペクターの1体、《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》がバトルゾーンへと現れる。EXライフに反応して、墓地から《DARK MEMORY CONTAINER》が3枚。
《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》の力によって山札は無くなっても負けず、カードを引く代わりに墓地からクリーチャーたちが命を取り戻す。
《~地獄帰りの騎士~》をはじめとして、次から次へと墓地から連鎖していき、満を持して現れる《サイバー・J・イレブン / 「みんなと戦えてよかった♥」》。
11体の精鋭たちがみるえめの元に集結する!!
Winner:みるえめ
「皮肉やな~。」ぼそっと呟く紅蓮。
「みんなと戦えてよかった。」
その名を背負って戦った紅蓮のチーム名。
細い線を通すべく、出来る限りのプレイングで勝利を目指した紅蓮。その猛攻を見事に捌き切り、フィーチャーエリアでの初勝利を掴んだみるえめは、本戦進出へ向けて負けられない次のラウンドへと突き進む!
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みるえめ DMGP2025-2nd アドバンス構築 |
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紅蓮 DMGP2025-2nd アドバンス構築 |
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