全国大会2025 関西エリア予選 :メタゲームブレイクダウン
ライター:塚本 樹詩
店舗予選を勝ち抜いたプレイヤーによる最後の舞台となった関西エリア。参加者192名で2つのブロックに分かれることとなった今大会は前回の東海エリア予選とは打って変わって、順張りの目立つ結果となった。
まずは全プレイヤーの使用デッキ分布を見てみると、
71【光水自然ゴルギーオージャー】
20【火闇自然レッドゾーン】
19【火闇自然デーモン・コマンド】
18【4c創世竜】
17【ゴルギーネクスト】
14【神帝】
8【火水闇アビス】
8【der’Bande】
7【御代紅海】
6【光水闇ゼンアク】
2【GG&GT】
1【クローシスハイパー】
1【ハイランダー】
となっていて【光水自然ゴルギーオージャー】が圧倒的なシェアを誇った。
続いて【火闇自然レッドゾーン】や【火闇自然デーモン・コマンド】といった【光水自然ゴルギーオージャー】に有利とされているアーキタイプがしっかりと肩を並べていて、メタゲームを正確に予想できたプレイヤーが多いことが伺えることとなった。
それ以降は様々なアーキタイプが並んでいるように見えるがタマシード+呪文の踏み倒し戦略を軸とした共通項があり、大分類としては三つ巴の構図が浮かび上がっているのがわかる。
次にTOP8へと進出したアーキタイプを見てみよう。
4【ゴルギーネクスト】
4【4c創世竜】
3【火闇自然デーモン・コマンド】
2【光水自然ゴルギーオージャー】
2【火闇自然レッドゾーン】
1【御代紅海】
2ブロックに分かれていたので合計数が16となっていて、圧倒的な使用率を見せていた予選から一転【光水自然ゴルギーオージャー】は2名のみが残る形となり、【火闇自然デーモン・コマンド】や【火闇自然】に圧倒されることとなったようだ。
ここからは、TOP8へ進出した主要アーキタイプの紹介をしていくのだが、カード単位での説明は別記事のTOP5で詳しく行っているので、そちらも併せて読んでいただくと幸いだ。
【光水自然ゴルギーオージャー】
dotto悲願のエリア予選優勝に全国のプレイヤーが歓喜する結果となった。デッキの再現性を上げるために、クリーチャー以外のカードは《超魂設計図》のみの採用がテンプレと化していたのだが《一音の妖精》や《聖霊王の聖典》ひいては同型に有効な《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を採用しているリストも目立っていた。
dottoはそれに加えて《クルトの天宝》も採用していたので、この先の新たなテンプレとしてよく見かけるカードの一員になったと言えるだろう。
dotto曰く、【光自然メタリカ】を彷彿とさせる強さがあるとのことなので、残るジャッジ予選や来年度の2ブロックでもメタゲームの中心となる存在になりそうだ。
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dotto 全国大会2025 関西エリア予選 2ブロック構築 |
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【火闇自然レッドゾーン】
使用デッキ分布全体では2番手だった【火闇自然レッドゾーン】はTOP8に2人が進出する形に。中でもAブロック準優勝となった表サイバー龍が使うリストでは《魔誕の封殺ディアス Z》の最大値を引き出すため《~世紀末の善悪~》と《アビスラブ=ジャシン帝》がタッチされていた。
《魔誕の封殺ディアス Z》と《~世紀末の善悪~》の組み合わせは2枚ブレイクの帳消しだけでなく、捨てたカードをリソースに変えることもできる構造になっており、相互作用抜群で、このコンボが決まったら勝つというのが容易に想像できる。
《アビスラブ=ジャシン帝》は攻めるデッキの天敵である《~邪眼帝 PARTⅡ~》に対しての解答ということで、搦手に対する回答もしっかり用意されていたようだ。
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表サイバー龍 全国大会2025 関西エリア予選 2ブロック構築 |
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【ゴルギーネクスト】
《剣轟の団長 ドギラゴン王道》がついに環境入り!
デッキの内容としてはグッドスタッフでありながら、パワーカードへのアクセスを《ウルの天宝》や《創世竜 ゴルギーネクスト》のD・D・Dで早めるものとなっている。
Vのもれやちばしんのリストとぶるー/前田界隈とどんよくのリストの2パターンあり、後者は《剣轟の団長 ドギラゴン王道》を《轟速 ジャ・レッド》で補強する形となっている。
関西エリアで活躍を見せた新たなアーキタイプなので、ポテンシャルの高さに加えて伸びしろもあるので今後一番の注目となるだろう。
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Vのもれ 全国大会2025 関西エリア予選 2ブロック構築 |
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ぶるー/前田界隈 全国大会2025 関西エリア予選 2ブロック構築 |
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【4c創世竜】
Aブロック優勝となった【4c創世竜】は《グレートブルーの海幻》《ウルの天宝》《聖霊王の聖典》といった2ブロック三種の神器を使ったアーキタイプの解答となったようだ。前回からの更新で大きく目立つのは《回転の精霊ナイッショエル》の採用であり《ウルの天宝》による受けの補填を大きく意識したのが見て取れる。
使用分布としては分散しているように見えてTOP8進出の結果までを鑑みれば《ウルの天宝》をうまく使ったアーキタイプの勝率が高く、予選の段階の母数で見ても【光水自然ゴルギーオージャー】の次に多い分類となっていた。
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ナナシ/七草るーむ 全国大会2025 関西エリア予選 2ブロック構築 |
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終わりに
2025年度の2ブロック環境も残りわずかとなった。【光水自然ゴルギーオージャー】の母数の暴力に、各アーキタイプが工夫を凝らして戦うという構図が一貫して行われ、様々なドラマが生まれていった。
そして、全国大会に最後に出場を決めるのは、どのプレイヤーか、そしてどのアーキタイプなのか?楽しみで仕方がない!!
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