DMGP5th 準々決勝:シオリ vs. ナツメ
気付くと時計は6時過ぎを示しており、予選一回戦から半日弱が経っていることを教えてくれた。
しかし、彼らの戦いはまだ終わらない。このクォーターファイナルから、試合はシングル戦からマッチ戦へと切り替わる。
激闘は、これからなのだ。
先攻をとったのはナツメだが、互いにマナチャージが続く状況を先に打破したのは 《サイバー・チューン》 を唱えたシオリだ。
墓地に落としたのは 《ロスト・ソウル》 《ウェディング・ゲート》 。不穏な雰囲気を醸し出す手札交換だがナツメは冷静な表情を保ったまま。
一方ナツメは 《レインボー・スパーク》 をその返しのターンにマナ武装2込みで唱え、5マナのエンジェル・コマンド・ドラゴンを出すためのカードを着々と蓄える。
シオリがもう一度 《サイバー・チューン》 で手札交換を行った後の先攻5ターン目、ナツメのデッキが重い腰を上げた。
《音感の精霊龍 エメラルーダ》 を出してシールドを手札に加え、シールドを増やさず手数を増やす。そしてシオリのデッキが最も苦手とするであろうカードが追加で唱えられた。
デッキの機能をほぼすべて持っていかれたシオリができることはマナチャージをすることのみ。
棒立ちになったシオリに対して、 《コアクアンのおつかい》 2連打で6枚の手札を得、勿論と言わんばかりに 《ミラクルストップ》 が再度唱えられる。
召喚酔いの解けた 《音感の精霊龍 エメラルーダ》 が攻撃――素早い動きで攻撃は 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 に託される。 《時の法皇 ミラダンテⅫ》の効果で 《ドラゴンズ・サイン》 から 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 、そして効果は連鎖して超次元ゾーンから 《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》 もバトルゾーンへ。
見事なまでのタイムストップデュエルを、シオリは目の前でただ見せつけられるだけだった。
シオリ 0-1 ナツメ
先攻後攻は入れ替わり、シオリの先攻。
殿堂カード 《ストリーミング・シェイパー》 を唱えて 《サイバー・チューン》 《龍素知新》 《ドレミ団の光魂Go!》 《フォース・アゲイン》 の4枚を手札に加える。
続くターンで 《サイバー・チューン》 を唱え手札の 《ロスト・ソウル》《大地と永遠の神門》 を捨て、ナツメへ致命傷を与える準備を整える。
一方でナツメは光単色を3枚、水単色を1枚チャージしてターンを返すのみと、苦しい展開を強いられていた。
先攻5ターン目、シオリの動きは2ターン前に 《ストリーミング・シェイパー》 で加えていたカードから展開は予想できるだろう。
《龍素知新》 から墓地に落とした 《ロスト・ソウル》 を唱え、ナツメの5枚の手札を根こそぎもぎ取る。
ナツメが手札をターン初めのドローでじわりと増やす傍で、シオリは《超魔導書グリモア第1章》や 《サイバー・チューン》 で手札を整えつつ的確に唱えたい呪文を墓地に落としていく。
静かな時がしばらく流れ先攻8ターン目、シオリがついにフィニッシャー 《聖霊左神ジャスティス》 をバトルゾーンに出す。 《ドレミ団の光魂Go!》 から手札の 《フォース・アゲイン》 を唱え、再度 《聖霊左神ジャスティス》 の効果を使用。 《サイバー・チューン》 を唱え、見ている5枚のカードの順番を崩さないように注意しながら手札を整えて一度ターンを返す。
ターンを返されたからと言って何かができるわけではないが、 《テキサス・ストーム》 のシールドブレイクから逆転の目を見出すべく、マナチャージを行わずターンを返す。
しかしその姿勢も空しく、 《龍素知新》 《フォース・アゲイン》 《テキサス・ストーム》 によるループが成立し、最後の 《ロスト・ソウル》 の効果を処理する前にナツメは投了を宣言した。
シオリ 1-1 ナツメ
マッチ最終戦、先攻はナツメへと戻ってきた。
《コアクアンのおつかい》 を3ターン目、4ターン目に分けて2連打。 《ミラクルストップ》 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 《真・龍覇 ヘブンズロージア》などの攻めるために必要なパーツをかき集める。
後手4ターン目のシオリの動きは 《超次元の手ホワイト・ブラックホール》。自分のシールドを見ることを宣言するとそのまま墓地に。 《聖霊左神ジャスティス》 が墓地に送られ、さらにバトルゾーンには次のターンの 《ドラゴンズ・サイン》 を咎める 《イオの伝道師ガガ・パックン》 がバトルゾーンへ。
後手をとりながらも次のターンにナツメが動かなければ墓地には 《聖霊左神ジャスティス》 が落ちているため 《インフェルノ・サイン》 から動ける可能性がある、そう思った矢先だった。
彼の豪運とたたえるべきであろうか。完全な回答を引き下げて、 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 が5ターン目に降臨。 《龍魂城閣 レッドゥル》 を出し、効果を 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 に。
そこからは、しばらく前に見た1戦目の焼き直し。
神は、法皇の前に敗れた。
シオリ 1-2 ナツメ
Winner:ナツメ
しかし、彼らの戦いはまだ終わらない。このクォーターファイナルから、試合はシングル戦からマッチ戦へと切り替わる。
激闘は、これからなのだ。
Game 1
先攻をとったのはナツメだが、互いにマナチャージが続く状況を先に打破したのは 《サイバー・チューン》 を唱えたシオリだ。
墓地に落としたのは 《ロスト・ソウル》 《ウェディング・ゲート》 。不穏な雰囲気を醸し出す手札交換だがナツメは冷静な表情を保ったまま。
一方ナツメは 《レインボー・スパーク》 をその返しのターンにマナ武装2込みで唱え、5マナのエンジェル・コマンド・ドラゴンを出すためのカードを着々と蓄える。
シオリがもう一度 《サイバー・チューン》 で手札交換を行った後の先攻5ターン目、ナツメのデッキが重い腰を上げた。
《音感の精霊龍 エメラルーダ》 を出してシールドを手札に加え、シールドを増やさず手数を増やす。そしてシオリのデッキが最も苦手とするであろうカードが追加で唱えられた。
デッキの機能をほぼすべて持っていかれたシオリができることはマナチャージをすることのみ。
棒立ちになったシオリに対して、 《コアクアンのおつかい》 2連打で6枚の手札を得、勿論と言わんばかりに 《ミラクルストップ》 が再度唱えられる。
召喚酔いの解けた 《音感の精霊龍 エメラルーダ》 が攻撃――素早い動きで攻撃は 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 に託される。 《時の法皇 ミラダンテⅫ》の効果で 《ドラゴンズ・サイン》 から 《真・龍覇 ヘブンズロージア》 、そして効果は連鎖して超次元ゾーンから 《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》 もバトルゾーンへ。
見事なまでのタイムストップデュエルを、シオリは目の前でただ見せつけられるだけだった。
シオリ 0-1 ナツメ
Game 2
先攻後攻は入れ替わり、シオリの先攻。
殿堂カード 《ストリーミング・シェイパー》 を唱えて 《サイバー・チューン》 《龍素知新》 《ドレミ団の光魂Go!》 《フォース・アゲイン》 の4枚を手札に加える。
続くターンで 《サイバー・チューン》 を唱え手札の 《ロスト・ソウル》《大地と永遠の神門》 を捨て、ナツメへ致命傷を与える準備を整える。
一方でナツメは光単色を3枚、水単色を1枚チャージしてターンを返すのみと、苦しい展開を強いられていた。
先攻5ターン目、シオリの動きは2ターン前に 《ストリーミング・シェイパー》 で加えていたカードから展開は予想できるだろう。
《龍素知新》 から墓地に落とした 《ロスト・ソウル》 を唱え、ナツメの5枚の手札を根こそぎもぎ取る。
ナツメが手札をターン初めのドローでじわりと増やす傍で、シオリは《超魔導書グリモア第1章》や 《サイバー・チューン》 で手札を整えつつ的確に唱えたい呪文を墓地に落としていく。
静かな時がしばらく流れ先攻8ターン目、シオリがついにフィニッシャー 《聖霊左神ジャスティス》 をバトルゾーンに出す。 《ドレミ団の光魂Go!》 から手札の 《フォース・アゲイン》 を唱え、再度 《聖霊左神ジャスティス》 の効果を使用。 《サイバー・チューン》 を唱え、見ている5枚のカードの順番を崩さないように注意しながら手札を整えて一度ターンを返す。
ターンを返されたからと言って何かができるわけではないが、 《テキサス・ストーム》 のシールドブレイクから逆転の目を見出すべく、マナチャージを行わずターンを返す。
しかしその姿勢も空しく、 《龍素知新》 《フォース・アゲイン》 《テキサス・ストーム》 によるループが成立し、最後の 《ロスト・ソウル》 の効果を処理する前にナツメは投了を宣言した。
シオリ 1-1 ナツメ
Game 3
マッチ最終戦、先攻はナツメへと戻ってきた。
《コアクアンのおつかい》 を3ターン目、4ターン目に分けて2連打。 《ミラクルストップ》 《時の法皇 ミラダンテⅫ》 《真・龍覇 ヘブンズロージア》などの攻めるために必要なパーツをかき集める。
後手4ターン目のシオリの動きは 《超次元の手ホワイト・ブラックホール》。自分のシールドを見ることを宣言するとそのまま墓地に。 《聖霊左神ジャスティス》 が墓地に送られ、さらにバトルゾーンには次のターンの 《ドラゴンズ・サイン》 を咎める 《イオの伝道師ガガ・パックン》 がバトルゾーンへ。
後手をとりながらも次のターンにナツメが動かなければ墓地には 《聖霊左神ジャスティス》 が落ちているため 《インフェルノ・サイン》 から動ける可能性がある、そう思った矢先だった。
そこからは、しばらく前に見た1戦目の焼き直し。
神は、法皇の前に敗れた。
シオリ 1-2 ナツメ
Winner:ナツメ
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