DMGP2025-1st Day2(オリジナル)準々決勝:カルマ vs. †カナタ†
ライター:河野 真成(神結)
撮影:後長 京介

朝の8時過ぎから開始されたこのGPだったが、いよいよTOP8が決まり、準々決勝が始まろうとしていた。
GPの本選エリアというのは、選手・スタッフ以外の参加者が入れないように机椅子によるバリケードが設置されている。だから観戦・応援する人というのはそのバリケードギリギリに張り付き、ある人はカメラのズーム機能を使ってで盤面を覗き込んだり、またある人は盤面を見るのは諦めて祈るように手を合わせたり、或いは選手の表情から戦況を予測しているわけである。
一方で中で戦っている選手たちも、敗れたらこのエリアを去ることになってしまう。1人、また1人と去っていき、こうして残ったのが8名だった。
使用される席数も、随分と少なくなったものだ。本選1回戦のタイミングでは、席間を詰めて試合もしていたのだが、今となっては3席とフィチャーエリアのみで完結してしまう。
TOP8の特権である写真撮影を終え、いよいよ選手たちが卓に着く。
ちょうどそんなタイミングで、バリケードの外からエリア内の選手に向けて、人一倍の大声が聞こえた。
「優勝しろよ! 満足するなよ!」
30m先からのであったが、声で誰かすぐにわかった。DMGP2022の優勝者である上田秋斗だ。
この男、とにかく声が大きい。
「お前に煽られるのが嫌だから優勝するわ!」
その大声に張り合うかのように、†カナタ†も言葉を返す。この男も、とにかく声が大きい。距離が倍あってもコミュニケーションが可能だろう。
この2人は、共に宮城県を拠点に活動するプレイヤーだ。物理的な声の大きさはもちろん共通事項として挙げられるのだが、デュエマに対する想いもだし、取り組み方もだし、またTwitter(現X)の使い方なども含めて、それ以外にも何かと共通点が多い。
そんな両者は互いの実力を認め合っているのは間違いなく、この日も上田はバリケードの外ギリギリのところで†カナタ†の試合の行く末を見届けていた。
1つ前の試合、即ちTOP8を決める戦いは、†カナタ†にとって激闘であった。1本先取の勝負は制限時間内では決着が付かず、追加ターン。そこで†カナタ†は、「負けない択」「勝てる択」「予想外の不運」とあらゆる状況に飲み込まれ、悪戦苦闘。
「恐らくは勝っているんだろう」という盤面の中で、明らかにテンパっており、大汗をかきながら何とか勝利を収めた。
GPや超CSといった大型大会の終盤戦を見届けることはその立場上多いのだが、手汗とかではなくて額から汗を流し、髪までずぶ濡れになり、ジャッジにタオルを取ってもらうプレイヤーというのは、流石に初めて出会った。
そんな†カナタ†の姿を、上田は時に心配そうに、時に笑いながら見ていたのである。
†カナタ†は髪の毛が濡れた形跡を残しながら、卓へと着いた。
正面には、写真撮影も含めて長い時間を待機していたであろうカルマが座っていた。このプレイヤーは、【火水マジック】を使用して超CS福岡にて3位となったという記録がある。
こうして、準々決勝が始まる。
恐らく、この文章を読んでいる多くの人が、この大会の優勝者を知っていることだろう。
であれば、この試合の結末も知っていると思う。
だがこの試合は、デュエル・マスターズのGPの終盤戦
かつてGPを制した試験管は、X(旧Twitter)でこのような私見(?)を述べていた。
「あの卓(フィチャーエリア)に行くと、カバレージライターによって催眠術に掛けられる」
我々ライターに催眠術の才能があったことには驚愕なのだが、GPの最終盤というのはかなり極限に近い場所だ。そしてこの試合は、ある意味では実に「GP最終盤らしい試合だった」と思う。
そんな試合を、両者は全力で楽しんでいた。
それをぜひ、読者諸氏にも味わって欲しい。
Game 1
先攻:カルマ
一方の†カナタ†が使用するのが、【光水闇アマテラスループ】である。
こちらは直近になって台頭してきたデッキであり、簡単に言えば《クイーン・アマテラス》を使ったループデッキである。

いわゆるソリティア系のデッキであるのだが、このデッキに関しては《終止の時計 ザ・ミュート》や《ブレイン・スラッシュ》という一定数のS・トリガーが採用されているため、受けは比較的固いというのも特徴と言えるだろうか。
さて、ゲームは開始された。最初は、互いにマナをチャージするのみという静かなもの。
始動は3ターン目だった。
先攻のカルマが《終止の時計 ザ・ミュート》を召喚する。ドローの後、《終止の時計 ザ・ミュート》を手札から捨ててターンを終了。比較的穏やかなものだ。
対して†カナタ†もまた、同じく《終止の時計 ザ・ミュート》をプレイする。こちらは《ブレイン・スラッシュ》を捨てるとターンを終了。同じ《終止の時計 ザ・ミュート》のプレイではあるが、†カナタ†は後から《真気楼と誠偽感の決断》で使用したいカードを墓地に置けた恰好となる。
カルマとしては、ハンデス行為が相手にもアドバンテージになりうることに注意しつつ動かねばならない。
《絶望と反魂と滅殺の決断》をチャージすると、《冥土人形ヴァミリア・バレル》をプレイする。
†カナタ†の《終止の時計 ザ・ミュート》を手札に返してハンデス。
しかし手札から落ちたのは、これも墓地にいて問題ない《クイーン・アマテラス》だった。
ただ《終止の時計 ザ・ミュート》をバウンスするという目的は為しているので、次のターンに《超光喜 エルボロム》からの即負けはない。
そのまま《冥土人形ヴァミリア・バレル》をハイパー化してターンを終了する。
†カナタ†は構わず、《超光喜 エルボロム》をプレイする。1ドローをして、シールド化はなし。そして《冥土人形ヴァミリア・バレル》の効果で《暴発秘宝ベンゾ / 星龍の暴発》を手札から切った。これも、《真気楼と誠偽感の決断》から直接使いたいカードだ。着々と、†カナタ†が勝利に向かって前進している。
猶予が無さそうなカルマだが、ここから粘りを見せる。まずは続くターンで《奇天烈 シャッフ》をプレイし、宣言は「5」。コンボの起点となる《真気楼と誠偽感の決断》を止め、《冥土人形ヴァミリア・バレル》をハイパー化してターンを終了。
†カナタ†はこの《奇天烈 シャッフ》に対して、《飛翔龍 5000VT》の召喚で対抗する。

更にそこに対してカルマが当てたカードもまた《飛翔龍 5000VT》だった。≪暴発秘宝ベンゾ≫が出せなくなるので、≪星龍の暴発≫からのコンボの起動が困難になる。
しかし†カナタ†もまたまた2体目の《飛翔龍 5000VT》でこれに応戦。《飛翔龍 5000VT》の投げ合いが続く。
そのまま《超光喜 エルボロム》のハイパー化するのだが、ここで1つミスが発生してしまう。
「いや、ミスったなぁ……」
†カナタ†がジャストダイバー状態の《飛翔龍 5000VT》に攻撃を宣言してしまったのだ。
ここでジャッジの介入があり、攻撃は無効となり、「攻撃を宣言する前」まで戻ることになった。
返しのターン、カルマは《アーテル・ゴルギーニ》を召喚し、パワー4000マイナスを宣言する。
……だが、《超光喜 エルボロム》のハイパー化後のパワーは8500だ。

ここまでミスらしいミスはなかったというだけに、思わずそんな言葉が漏れた。これが連戦による疲労の蓄積。平時なら絶対にしないようなミスが、互いに生じてくる。
……もっとも、《飛翔龍 5000VT》の制限を受けていたカルマに選択肢は殆どなかった。
ターンは、†カナタ†に戻る。
《飛翔龍 5000VT》から解放された†カナタ†は、まず《真気楼と誠偽感の決断》からスタート。実行を2回選択すると、《暴発秘宝ベンゾ / 星龍の暴発》と《ブレイン・スラッシュ》の使用を宣言する。
まずは《暴発秘宝ベンゾ / 星龍の暴発》を解決し、バトルゾーンに。続けて《ブレイン・スラッシュ》から《クイーン・アマテラス》を蘇生。効果で《真気楼と誠偽感の決断》を唱え、ドローと実行を選択、手札の《フォース・アゲイン》を切ってそのまま使用。《クイーン・アマテラス》がストックされた状態に。
そこから《暴発秘宝ベンゾ / 星龍の暴発》を連鎖させていくと、楯に寝ていた《黒神龍ブライゼナーガ》を無理矢理叩き起こす。
全てトリガー化されたシールドだ。《真気楼と誠偽感の決断》と《ブレイン・スラッシュ》がおかわりされ、山札を削っていく†カナタ†。残る山札は2枚に。
「ここから、ループの証明に入ります」
《ポジトロン・サイン》、《爆藍月 Drache der’Zen》、《フォース・アゲイン》、《クイーン・アマテラス》、《真気楼と誠偽感の決断》を用意。
そのメカニズムは《爆藍月 Drache der’Zen》で山札下に送った《フォース・アゲイン》を《ポジトロン・サイン》で唱え、両方が落ちたタイミングで《真気楼と誠偽感の決断》で山札に返し、その《フォース・アゲイン》を《クイーン・アマテラス》経由で墓地に……というもの。
最終的には《爆藍月 Drache der’Zen》と《クイーン・アマテラス》の効果がストックすることになり、これで墓地の呪文を《爆藍月 Drache der’Zen》→《クイーン・アマテラス》の順番で好きなだけ使用できることになる。
†カナタ†の手にあるのは、≪水晶の祈り≫。

†カナタ†が、まずは1勝。
カルマ 0-1 †カナタ†
準々決勝からは、2本先取の勝負である。
1本目は順位先攻であるが、以降は「直前のゲームに敗北したプレイヤーが先攻」となり、つまり後攻から一本取った†カナタ†は先攻のゲームが約束されている一方で、逆にカルマはここから勝つには後攻を捲る必要がある。
試合後聞いたところによると、カルマは比較的新しく登場したこの【光水闇クイーン・アマテラス】というデッキに対しても練習を重ねており、「勝率は2割くらい」とのことだった。
†カナタ†は「そんなに低くない」と否定したが、いずれにせよカルマがこの相性に自信を持っていないのは確かなようだ。
相性不利に、2連勝。うち1つは後攻で。これが、カルマに突きつけられた勝利への命題である。
Game 2
先攻:カルマカルマは2ターン目に《異端流し オニカマス》からスタートすると、続けて3ターン目に《冥土人形ヴァミリア・バレル》。かなりテンポがいい。

「《冥土人形ヴァミリア・バレル》はマジでキツいんだよな」
†カナタ†は試合後にそう語っている。
《ネ申・マニフェスト》などの手札交換クリーチャーによってコンボカードを集めていく†カナタ†のデッキにとって、先に盤面に置かれる《冥土人形ヴァミリア・バレル》は、かなり致命的な1枚なのだ。
例えば《サイバー・ブレイン》のようなドロー呪文であれば、3ドローした後に任意のカードを3枚捨てて「手札交換をした」という主張も通るのだが、《終止の時計 ザ・ミュート》をプレイした場合だと、最終的に2ドローしてもカードを3枚捨てることになる。
故に、†カナタ†の3ターン目は我慢のチャージのみ。ターンを終了。
しかし追い討ちを掛けるように、カルマは2体目の《冥土人形ヴァミリア・バレル》を繰り出していく。手札の総数を減らしにいくプランだ。
耐える時間が続く†カナタ†。4ターン目もチャージのみでターンを終了。
カルマは5ターン目、マナチャージから《アーテル・ゴルギーニ》をプレイする。使用したのは、墓地肥やしと蘇生。まずは4枚墓地を増やすと、その中から《冥土人形ヴァミリア・バレル》の3体目を蘇生する。
「強いな……」
さすがに苦しいのは†カナタ†。
カルマの墓地を確認すると、《ネ申・マニフェスト》を召喚する。3ドローをして2枚ディスカード。しかし《冥土人形ヴァミリア・バレル》の効果によって、手札は全てなくなる。
手札がないのはもうしょうがない。捨て身の墓地作りを決行し、トップからの《真気楼と誠偽感の決断》を願う恰好だ。幸い、カルマは先のターンに手札を使い切ったので、あとはトップ勝負である。
しかしカルマ。返しにトップから引いたのは、なんと《飛翔龍 5000VT》。

カルマの盤面には、《異端流し オニカマス》に《冥土人形ヴァミリア・バレル》が3体、《アーテル・ゴルギーニ》に《飛翔龍 5000VT》。
仮にここで《終止の時計 ザ・ミュート》を踏んだとて、《超光喜 エルボロム》は出てくることはほぼない。カルマの手札は0。後続は確約されていない。
だったら、そのまま《飛翔龍 5000VT》の効果があるうちに殴ってしまおう。
《飛翔龍 5000VT》をタネに《冥土人形ヴァミリア・バレル》をハイパー化すると、カルマは攻撃を選択する。1点、2点、2点。
そしてこれがそのまま通り、カルマは第2ゲームを取り返すことになった。
カルマ 1-1 †カナタ†
これは余談だが、カバレージライターと言っても色々なタイプがいる。
特に手順のところでは、ライターによって大きな違いが出ると言えるだろう。
例えば対戦卓にはメモ帳を持っていき手で棋譜のメモをしつつ、後からじっくり書き上げる人もいる。
或いは筆者の様に、ノートPCを使って「できれば対戦卓である程度書き上げちゃいたい」という人もいる。
そんなわけで私は今せこせこと手を動かしているわけなのだが、2人のプレイヤーはというと、ゲームカウント1-1という緊迫した場面ながら雑談を始めた。
これは正直、両方ある。会話するプレイヤーもいるし、無言のプレイヤーもいる。結局その人次第だ。
ただこうしたゲーム間のプレイヤー同士の会話というのは、カバレージを彩る要素の1つになることも多い。
ただ今回は、なんとも内容が妙である。
「いいカバレージになるんじゃないですか?」
†カナタ†がそんなことを言い始めたのだ。
いや、なに突然?
……まぁ、私が勝手な解釈をするならば。
†カナタ†はきっとこの対戦を心から楽しんでおり、そしてそうした楽しんでいる様子がカバレージにも反映されるであろうと信じている……ということではないだろうか。
†カナタ†の言葉は、更に続く。
「まぁ、戦っているのは俺らだけじゃないですからね」
いや、それは何……? とも思ったが、きっと†カナタ†としては2人の対戦だけでなく、ジャッジやカバレージライターを含め、この試合に関わる人全てがこの対戦を作り上げている……と、言いたいのだろう。
「なんかそれっぽいこと言ってみたけど、オレも意味がわからないwwwww」
じゃあオレにもわかんねぇよ。
ただ談笑の中で「そういえば」とカルマが思い出したように言った。
「福岡の超CSで3位になったとき、準決勝でフィオナにサクッと4キルされて、めっちゃ短いカバレージだったんですよ」
え、そうなんですか。
「じゃあこの対戦はいいカバレージ書いて貰わないと」
「いまめっちゃおもろいよなぁ」
「おもろい」
「まぁカバレージなかったらこんなこと言わないんだけどなぁ。ディスコードに真顔で『おもろ』って書いてる」
†カナタ†とカルマの会話は続く。
あの、そろそろゲーム3を始めませんか?
Game3
先攻:†カナタ†
ゲームのスタートは、後攻カルマの《異端流し オニカマス》からとなる。
対して†カナタ†は《ネ申・マニフェスト》でスタート。3ドローからの2枚捨てで。《爆藍月 Drache der’Zen》と《暴発秘宝ベンゾ / 星龍の暴発》を墓地へ。勝利への準備を進めていく。
だがカルマは、《冥土人形ヴァミリア・バレル》をプレイすると、†カナタ†の手札から落としたのは《飛翔龍 5000VT》だった。
そのまま《冥土人形ヴァミリア・バレル》をハイパー化して、ターンを終了する。
「ふーん……」
†カナタ†は何かを納得したように、マナを埋めたのみでターンを終える。
カルマの続くプレイは《修羅の死神フミシュナ / 「この先は修羅の道ぞ」》。ハンデスが直接リソースになる、待望のカードだ。†カナタ†の手札の総数を減らし、追い込んでいく。
《飛翔龍 5000VT》が落ちたのが苦しい。†カナタ†は《ネ申・マニフェスト》をプレイするが、3ドローから2捨て、そこから《冥土人形ヴァミリア・バレル》の効果で3枚ハンデスとなり、手札は0枚へ。
少し余裕が生まれたカルマは、ここで《アーテル・ゴルギーニ》をプレイすると、墓地を8枚肥やすことを選択。公開を広げる選択だった。
対して、†カナタ†はドローしてそのままターンを終了。
どうやら、両者が楽しんでいたこのゲームも、終わりの時が近付いてきたようだ。
カルマは《絶望と反魂と滅殺の決断》をプレイすると、墓地蘇生を2回選択。対象は《貴布人 テブルカッケ=エディ》と《修羅の死神フミシュナ / 「この先は修羅の道ぞ」》。
そしていま蘇生した《貴布人 テブルカッケ=エディ》の効果で、墓地から《飛翔龍 5000VT》を繰り出していく。
先の展開に倣って、攻撃を選択してもおかしくない状況だが、カルマは冷静に†カナタ†の墓地のカードを確認する。
「おわり」
カルマの墓地には、《アーテル・ゴルギーニ》と《奇天烈 シャッフ》が2体いた。
そのままターンの返ってきたカルマは、《貴布人 テブルカッケ=エディ》の効果でそれらをプレイすると、《奇天烈 シャッフ》で《真気楼と誠偽感の決断》と《ブレイン・スラッシュ》を止める「5」と「6」の宣言。

カルマは攻撃を宣言。
†カナタ†はシールドを確認していくが……。
「ありがとうございました!」
「ありがとうございました」
遂に決着となった。
カルマ 2-1 †カナタ†
WINNER:カルマ
カルマと熱い挨拶を交わした後、†カナタ†は席を立った。
「まけたー!」
そして、50m先にいる上田に向かって叫ぶ。本当に声が大きい。
「いやぁ、《冥土人形ヴァミリア・バレル》重かったなぁ……」
直接的な敗因は《冥土人形ヴァミリア・バレル》が重なったことであり、またゲーム3で《超光喜 エルボロム》を引き込めなかったことである。こればかりは、自身のプレイでどうこう出来るわけではない。
ただし、それが慰めになるわけでもない。
「自信あったからなぁ……勝ちたかったけどなぁ……」
Day1では、【5cバロム】を自分なりにアレンジした構築を友人に託し、TOP8。そしてこの日は、自身がTOP8。自身の強さは証明した。後は勝つだけだったのだが、今日という日では、それは叶わなかった。
デュエル・マスターズのGPは、きっとこれからも続く。大会はこれからも増え、そしてその度に新たな優勝者が現れるのだろう。
「また次、頑張ります」
†カナタ†が、それなりに曰くつきのプレイヤーであることは事実ではある。
ただ、まぁ。
次また私の前に来たときは、カバレージくらいは書いてあげようかな、とは思うのだ。
私もこの対戦、楽しかったからね。
©ANYCOLOR, Inc.
TM and © 2025, Wizards of the Coast, Shogakukan, WHC, ShoPro, TV TOKYO © TOMY