全国大会2016 準決勝:武田 vs. せいな
デュエル・マスターズ「日本一決定戦」、長い闘いもついにここまでやってきた。
2016年度の「王者」となる頂きまで残り僅か、2戦。
そこに手をかけんとする2人が、フィーチャーテーブルに現れた。
「この環境謎すぎる!!!w」
……ややハイテンション気味に語る男が、そこにいた。
《超戦龍覇 モルトNEXT》 、そして 《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》 という2つの「モルト」を手にここまで駆け上がってきた。DMGP2nd覇者「せいな」だ。
そして、その「せいな」を迎え撃たんとする男がまた一人、激戦区である関西エリア予選からここまで勝ち上がってきた、勢いなら決して負けていない、「火光レッドゾーン」を駆る新鋭、武田。
「せいな」と「武田」。二人のプレイヤーのぶつかり合いの模様を、お届けしよう。
予選ラウンドの順位により、先攻権を得ているせいなは先手2ターン目 《メンデルスゾーン》 、3ターン目 《フェアリーの火の子祭》 によって一気にマナを増幅させる。
後手である武田はその間特にアクションが無く、マナをセットするのみでターンを返す。
そして迎えるせいなの4ターン目。7枚目のマナをセットすると、手札から1枚のカードを静かに場に置いたのは…… 《超戦龍覇 モルトNEXT》 。
そして、そのマナ武装能力により、超次元ゾーンから呼び出される、 《闘将銀河城 ハートバーン》 。
……これによりスピードアタッカーを得た 《超戦龍覇 モルトNEXT》 が武田のシールドゾーンに襲い掛かる。
武田「シールドトリガー、 《ヘブンズ・フォース》 …… 《轟速 ザ・ゼット》 を出します」
武田「シールドトリガー、 《超次元サプライズ・ホール》 …… 《時空の踊り子マティーニ》 を出します」
武田、ここにきて2枚連続のシールドトリガー!……流石はここまで勝ち上がってきただけのことはある。簡単に倒れるようなプレイヤーではない。 《時空の踊り子マティーニ》 をブロッカーとして差し出すことにより、 ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ のトリプルブレイカーを食い止める。
これにより土俵際で耐えた武田、 《単騎連射 マグナム》 を場に出した上で、先ほど場に出された 《轟速 ザ・ゼット》 をアタックに向かわせると、 《熱き侵略 レッドゾーンZ》 そして 《轟く侵略 レッドゾーン》 を一気に2枚「侵略」!
せいなのシールドを1枚焼却すると共に、 ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ を破壊し、シールドを残り1枚まで追い詰めてみせる。
そしてその後、武田は静かにターンを明け渡した。
ここで一度盤面を整理しよう。
■せいな(シールド1枚)
・ 《超戦龍覇 モルトNEXT》
・ 《闘将銀河城 ハートバーン》
■武田(シールド3枚)
・ 《轟く侵略 レッドゾーン》(タップ状態)
・ 《単騎連射 マグナム》
見てのとおり、「盤面だけ」見ると、武田にはターンは帰ってこない。そう、武田は賭けたのだ。己に残された「3枚のシールド」に全てを。
だが、せいなは、DMGP2ndの覇者は、さらにその斜め上を行ってみせた。
《超戦龍覇 モルトNEXT》 の2枚目!
そして、超次元ゾーンから導かれる1枚、 《銀河剣 プロトハート》!!
「■これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。」
「アンタップする。」そう、アンタップするのである。
ここにきて、武田のデッキに採用されているシールドトリガーのうち、「最強のシールドトリガー」と言って差し支えない1枚、 《閃光の守護者ホーリー》による生存ルートは今や封じられた。
そして、せいなによる攻撃が開始される。
1体目。 《超戦龍覇 モルトNEXT》 によるダブルブレイク。
シールド1枚目…… 《閃光の守護者ホーリー》 !!!!!!
生き残れたはずだった。目の前の対戦相手が 《銀河剣 プロトハート》 を採用していなければ。
しかし、現実は違った。目の前の対戦相手「GP覇者せいな」は採用していた。
せいな「 《銀河剣 プロトハート》 の効果によりアンタップ、 《闘将銀河城 ハートバーン》 龍解します」
武田の駆る 《轟く侵略 レッドゾーン》 によって一度眠りについた ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ が再び甦る。
さらに自身の効果によってアンタップする1体目の 《超戦龍覇 モルトNEXT》、そして 《銀河剣 プロトハート》 を装備した2体目の 《超戦龍覇 モルトNEXT》 が再び武田に襲い掛かる!!
武田の盤面に降臨した 《閃光の守護者ホーリー》 が 《超戦龍覇 モルトNEXT》 の攻撃を受け止めるものの、残った1枚のシールドでは、残る 《超戦龍覇 モルトNEXT》 と ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ の攻撃を防ぎきることは、叶わなかった。
武田「……通ります。ありがとうございました。」
武田の投了の声を聞くなり、せいなは喜びを爆発させながらこう叫んだ、
「力こそパワー!!!!!」
そして、こう続けた。
「《銀河剣 プロトハート》 に気づいたのが2日前だったんです!!」
自身の戦略を見事に的中させ、勝利を手に入れたせいなが、見事決勝戦へと駒を進めた。
デュエル・マスターズ「日本一決定戦」準決勝、勝者は「せいな」!!!!
2016年度の「王者」となる頂きまで残り僅か、2戦。
そこに手をかけんとする2人が、フィーチャーテーブルに現れた。
「この環境謎すぎる!!!w」
……ややハイテンション気味に語る男が、そこにいた。
《超戦龍覇 モルトNEXT》 、そして 《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》 という2つの「モルト」を手にここまで駆け上がってきた。DMGP2nd覇者「せいな」だ。
そして、その「せいな」を迎え撃たんとする男がまた一人、激戦区である関西エリア予選からここまで勝ち上がってきた、勢いなら決して負けていない、「火光レッドゾーン」を駆る新鋭、武田。
「せいな」と「武田」。二人のプレイヤーのぶつかり合いの模様を、お届けしよう。
予選ラウンドの順位により、先攻権を得ているせいなは先手2ターン目 《メンデルスゾーン》 、3ターン目 《フェアリーの火の子祭》 によって一気にマナを増幅させる。
後手である武田はその間特にアクションが無く、マナをセットするのみでターンを返す。
そして迎えるせいなの4ターン目。7枚目のマナをセットすると、手札から1枚のカードを静かに場に置いたのは…… 《超戦龍覇 モルトNEXT》 。
そして、そのマナ武装能力により、超次元ゾーンから呼び出される、 《闘将銀河城 ハートバーン》 。
……これによりスピードアタッカーを得た 《超戦龍覇 モルトNEXT》 が武田のシールドゾーンに襲い掛かる。
武田「シールドトリガー、 《ヘブンズ・フォース》 …… 《轟速 ザ・ゼット》 を出します」
武田「シールドトリガー、 《超次元サプライズ・ホール》 …… 《時空の踊り子マティーニ》 を出します」
武田、ここにきて2枚連続のシールドトリガー!……流石はここまで勝ち上がってきただけのことはある。簡単に倒れるようなプレイヤーではない。 《時空の踊り子マティーニ》 をブロッカーとして差し出すことにより、 ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ のトリプルブレイカーを食い止める。
これにより土俵際で耐えた武田、 《単騎連射 マグナム》 を場に出した上で、先ほど場に出された 《轟速 ザ・ゼット》 をアタックに向かわせると、 《熱き侵略 レッドゾーンZ》 そして 《轟く侵略 レッドゾーン》 を一気に2枚「侵略」!
せいなのシールドを1枚焼却すると共に、 ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ を破壊し、シールドを残り1枚まで追い詰めてみせる。
そしてその後、武田は静かにターンを明け渡した。
ここで一度盤面を整理しよう。
■せいな(シールド1枚)
・ 《超戦龍覇 モルトNEXT》
・ 《闘将銀河城 ハートバーン》
■武田(シールド3枚)
・ 《轟く侵略 レッドゾーン》(タップ状態)
・ 《単騎連射 マグナム》
見てのとおり、「盤面だけ」見ると、武田にはターンは帰ってこない。そう、武田は賭けたのだ。己に残された「3枚のシールド」に全てを。
だが、せいなは、DMGP2ndの覇者は、さらにその斜め上を行ってみせた。
《超戦龍覇 モルトNEXT》 の2枚目!
そして、超次元ゾーンから導かれる1枚、 《銀河剣 プロトハート》!!
「■これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。」
「アンタップする。」そう、アンタップするのである。
ここにきて、武田のデッキに採用されているシールドトリガーのうち、「最強のシールドトリガー」と言って差し支えない1枚、 《閃光の守護者ホーリー》による生存ルートは今や封じられた。
そして、せいなによる攻撃が開始される。
1体目。 《超戦龍覇 モルトNEXT》 によるダブルブレイク。
シールド1枚目…… 《閃光の守護者ホーリー》 !!!!!!
生き残れたはずだった。目の前の対戦相手が 《銀河剣 プロトハート》 を採用していなければ。
しかし、現実は違った。目の前の対戦相手「GP覇者せいな」は採用していた。
せいな「 《銀河剣 プロトハート》 の効果によりアンタップ、 《闘将銀河城 ハートバーン》 龍解します」
武田の駆る 《轟く侵略 レッドゾーン》 によって一度眠りについた ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ が再び甦る。
さらに自身の効果によってアンタップする1体目の 《超戦龍覇 モルトNEXT》、そして 《銀河剣 プロトハート》 を装備した2体目の 《超戦龍覇 モルトNEXT》 が再び武田に襲い掛かる!!
武田の盤面に降臨した 《閃光の守護者ホーリー》 が 《超戦龍覇 モルトNEXT》 の攻撃を受け止めるものの、残った1枚のシールドでは、残る 《超戦龍覇 モルトNEXT》 と ≪超戦覇龍 ガイNEXT≫ の攻撃を防ぎきることは、叶わなかった。
武田「……通ります。ありがとうございました。」
武田の投了の声を聞くなり、せいなは喜びを爆発させながらこう叫んだ、
「力こそパワー!!!!!」
そして、こう続けた。
「《銀河剣 プロトハート》 に気づいたのが2日前だったんです!!」
自身の戦略を見事に的中させ、勝利を手に入れたせいなが、見事決勝戦へと駒を進めた。
デュエル・マスターズ「日本一決定戦」準決勝、勝者は「せいな」!!!!
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