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超CSV大阪 Round 7:さいたま vs. 森元琉/残響界隈

ライター:塚本 樹詩
撮影者:出端 敏夫

 お互いに初フィーチャーということで緊張の中で準備を進める二人。

 ここまでお互いに6-0で、残りの予選ラウンド数は2つ。

 現時点で決勝トーナメント進出にも手が届く位置に来ているので、ここで更に勝ちを重ね、順位を上げて決勝トーナメントで有利な立ち位置に立てるようにしておきたい所だ。

 というのも、決勝トーナメントでは予選ラウンドの順位の高いほうが先攻を得ることができるので、連勝すればするほど、後が楽になる。

 それ程までにデュエル・マスターズ、特に今の環境では先攻の価値が高い。

 3ターン目を明確な分岐点に変えたカードが席捲しているこの環境で、果たして二人が携えてきたデッキとは?

Game

 じゃんけんに勝利したさいたまが、先手2ターン目に召喚したのは《チャラ・ルピア》

 これを受け森元琉那/残響界隈は《堕呪 バレッドゥ》を唱えると、2ドローの後に《堕呪 エアヴォ》を捨てる。

 森元琉那/残響界隈が携えてきたのは【水魔導具】。

 対してさいたまが携えてきたデッキの正体は3ターン目のアクションによって明らかになる。  《チャラ・ルピア》の軽減能力を使って召喚されたのは《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》!!

 さいたまは最新弾である『大感謝祭 ビクトリーBEST』の発売により大幅に強化されたサムライを発売翌週のこの超CSに携えてきたのだ!

 《チャラ・ルピア》《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》と並んでいるので、カードを2枚引きターンを終える。

 好調な滑り出しを見せるさいたまに対して、森元琉那/残響界隈は3ターン目も《堕呪 バレッドゥ》を使って2ドローの後に《「無月」の頂 $スザーク$》を捨て、無月の門・絶の準備を進める。

 こうして4ターン目を迎えたさいたま、まずは《チャラ・ルピア》の軽減能力を使って2マナで《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》を召喚。

 まずは《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》の能力で自身のシールドをブレイクした後に侍流ジェネレートで《竜牙 リュウジン・ドスファング》をバトルゾーンに出すと、サムライ・メクレイド5で山札の上から3枚を見る。

 その中から《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》を出すと、更に手札から1マナで《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》を召喚!  再びブレイク効果を使って手札を増やしてから、侍流ジェネレートでバトルゾーンに出したのは《スカイ・ジェット》!!

 これで2体の《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》が一気にスピードアタッカーになったので、その内に1体に《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》をクロスさせて《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》《竜牙 リュウジン・ドスファング》をクロスさせる。

 これで攻撃の準備が整ったさいたまは、《竜牙 リュウジン・ドスファング》を携えた《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》で森元琉那/残響界隈のシールドめがけ攻撃。

 《竜牙 リュウジン・ドスファング》は攻撃時にもサムライ・メクレイド5が使えるので山札の上3枚の内から《爆炎ホワイトグレンオー》を出し、次に《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》の攻撃時能力で手札から《アシスター・コッピ》も出し打点を伸ばすと、森元琉那/残響界隈は苦悶の表情を浮かべながら2枚のシールドを手札に加える。  大量の打点を前に森元琉那/残響界隈がトリガーしたのは《堕呪 ボックドゥ》

 何もクロスされていない《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》の動きを封じた後で、このターン2枚以上のシールドがブレイクされているので追加で《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》をクロスしている《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》をバウンスする。

 一気に4打点を減らされたものの、まだまだクリーチャーが残っているさいたまは《爆炎ホワイトグレンオー》《アシスター・コッピ》《チャラ・ルピア》と攻撃を続け森元琉那/残響界隈のシールドは一気に無くなってしまった。

 何とかターンが回ってきた森元琉那/残響界隈は、最初のドローの内容を見てから状況を打破できないと悟り投了を宣言。

 令和のサムライのパワーを見せつけたさいたまが7連勝で予選最終ラウンドへ進んだ!

Winner:さいたま

 全勝したサムライということで今日の当たりをさいたまに聞いたところ【サガ】には当たらずにここまで来たことが判明した。

 次期環境でもし【サガ】が規制されるのであれば、その時が戦国時代の幕開けかもしれない。

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