超CSⅨ新潟 Round 7:3000万パワーズ vs. ローグライク系総本山
ライター:原田 武(たけじょー)
撮影:坂井 郁弥
そう、時刻は14時。既に予選は6回戦までもが終了しており、いまだ予選に残っているのはおよそ350チームにすぎない。これから始まる予選最終戦が終われば、本戦に進出できる128チームが確定する。
当然ながら優勝するためには、予選突破は必須要件。この重要な局面から、今回は3000万パワーズvs. ローグライク系総本山の一戦をお届けしよう。
3000万パワーズはDTL・チームSAGA所属のあんだんてをはじめ、 Runo ・むつみごろうのパワーと技を結集したトリオ。関東圏の強豪たちが手を組んだ。対するローグライク系総本山は、東北の名手たちによるチーム。GPタイトルを持つ上田秋都を中央に、両翼をendoとあーしぇが固める。
両チームとも、現在の戦績は6勝1敗。仮にここで敗北したとしても予選突破の目はあるのだが、優勝を狙うのであればここは落とせない。本戦での先手後手は、予選順位によって決まるためだ。
灼熱の屋外に比べると格段に涼やかな屋内。空調の冷気を押し返すがごとく、選手たちは闘志を燃やす。
B卓 あんだんてvs.上田秋都
先攻:あんだんて
《魂が休む庭園 グリーン・グランドクロス》チャージで【光自然ウィリデ】であることを隠そうともしないあんだんて。対し、上田秋都のファーストアクションは《大長老 アプル / 「わたしが自然文明のプリンセス?」》呪文側。昨今話題の【火闇自然ゾロ・ア・スタート】?……と思いきや、捲られた山札を見る限りは【自然単キャベッジ】である様子だ。
あんだんてはその後2ターン目をチャージエンド。3ターン目にようやく《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》をプレイ。そこらのデッキであれば上々の滑り出しだが、こと【光自然ウィリデ】としてはやや控えめな序盤となる。
一方、回収した《クイーン&かぼちゃうちゃう》の召喚、≪ボント・プラントボ≫2ブーストと順調に飛ばす上田秋都。増えたマナから≪「わたしが自然文明のプリンセス?」≫を唱えて《キャベッジ・セッションズ / ソイルピンプ・キャベッジ》を無事キャッチした。このままいくと上田秋都は6マナ+≪ソイルピンプ・キャベッジ≫を抱えて4ターン目を迎える。クリーチャー同士の押し合いとなると分が悪いのはあんだんてだ、このタイミングで対処を迫られている。
だが、その手札内容は《ポッピ・冠・ラッキー》《天V王 エバーラスト》《世界のY チャクラ・デル・フィン》《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》というもの。すなわち≪ソイルピンプ・キャベッジ≫は止められず、大型獣の着地も素通りさせてしまうという状況だ。《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》が設置出来ているのは不幸中の幸いだが、それも【自然単キャベッジ】相手には必ずしも有効ではない。
《ウィリデ・ゴル・ゲルス》か《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》が絡んでいれば……最序盤の振るわなさが惜しまれる。それでも、そんなアンラックをおくびにも出さないあんだんて。ポーカーフェイスで《ポッピ・冠・ラッキー》を召喚して手番を返した。
果たして、上田秋都は王道を貫いた。≪ソイルピンプ・キャベッジ≫からの《地封龍 ギャイア》投下が決まる。
これが【自然単キャベッジ】の主張点の一つ。≪ソイルピンプ・キャベッジ≫の軽減によって早出しを行うため、《我竜塔第七層 ハッスル・キャッスル》はこの無法をスルーしてしまうのだ。登場時能力持ちクリーチャーをあらかた封じられたあんだんて、それでもここで《ウィリデ・ゴル・ゲルス》を引き込み、《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》と合わせて設置することに成功した。
しかし、返す刀で上田秋都が《「K」-9+9+9》を召喚したことで、1ドローだけを残してこの《ウィリデ・ゴル・ゲルス》も退場。さらに上田秋都はマナを増やし、余剰分から《ジャンボ・ラパダイス》を唱える余裕まで見せる。ここまで制圧されてしまうと、最早【自然単キャベッジ】の独壇場。次々クリーチャーを展開していく。あんだんてなけなしの《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》すら、《うららかもも&ミノマル ー献身のヒロインー》が打ち消して露と消えた。
最後は《暴龍のT ミリオンベジータ》《「業流」の頂 ゾロ・ア・スタート》まで並べての一斉攻撃! 上田秋都がチームに弾みをつける1勝を持ち帰る。WINNER:上田秋都
上田秋都「今日いいでしょ。面白いでしょ」
自らそう語るこの日のデッキ選択は、実はチーム3面での【自然単キャベッジ】持ち込みというワシワシしたもの。
【水魔導具】はじめコントロールデッキの印象が強い彼であるが、当然というべきかそのプレイスキルは多様なデッキに及ぶもの。直近のアベレージの高さを鑑みて、チームメイトと共にこのデッキを使用することにしたと語ってくれた。
時をほぼ同じくして、A卓では【光水自然ゴルギーオージャー】を操る Runo にendoの≪キャベッジ・セッションズ≫+《地封龍 ギャイア》がのしかかり、そのまま圧殺。
C卓では《クイーン&かぼちゃうちゃう》で時間を稼ぎたいあーしぇの前に、むつみごろうの《愛銀河プルート・タイドロック》が降臨。除去を放ちながらの《「業流」の頂 ゾロ・ア・スタート》で勝負を決め、意地を見せた。3000万パワーズ 1-2 ローグライク系総本山
WINNER:ローグライク系総本山
これにてローグライク系総本山は21位という好位置で本戦進出。3000万パワーズも無事にベスト128チームに踏み止まり、望みを繋いだ。
チームの結論の正しさを、まずは予選突破という形で立証した両チーム。何より強固な優勝という名の証明を持ち帰るべく、本戦へと挑んでゆく。
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あんだんて 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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Runo 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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むつみごろう 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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上田秋都 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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endo 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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あーしぇ 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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