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カテゴリ:デュエル・マスターズ 超CSⅡ テキストカバレージ

金沢超CSⅡ 準々決勝:「みすと」 vs. はらのおと

  by 川﨑 大輔
決勝第4回戦の中で、はらのおととゆんたの対戦は、開始が大幅に遅れていたため、この対戦に勝利したはらのおとが、最後のトップ8進出者となった。

ここまでの7人の使用するデッキタイプは、ものすごく大雑把に分類すれば、いわゆる墓地ソースが1人で、あとは《蒼き団長 ドギラゴン剣》系・ジョーカーズ系・無月系が2人ずつという状況だった。

そして、最後のひとりであるはらのおとが使用するデッキが無月系だったことで、トップ8に限って言えば、無月系が最大派閥となった。最速である《“轟轟轟”ブランド》を抑えつつ、ループコンボである《凶鬼07号 ジャバランガ》《グレート・グラスパー》よりも早い中速域でのアドバンテージの取り合いがメインのメタゲームとなった様相と言えるだろう。

「みすと」の使用する無月は《追憶人形ラビリピト》による中盤の疑似《ロスト・ソウル》と、2種類のマスター・ドルスザクによる盤面の支配を中心とした非常にオーソドックスな形だ。中盤の殴り合い・アドバンテージの取り合いが焦点となる現状のメタゲームでは無月系はかなり有利なポジションを持っている。ましてや、「使い慣れている」という理由で無月を選択してきた「みすと」は、おそらく多くの中速デッキを倒してきたことだろう。

対するはらのおとが使用するのは、先月末から西日本を中心に多くのCSで勝っている《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》入りの形の無月だ。最大の特徴は、アドバンテージを大幅に奪う《追憶人形ラビリピト》をデッキから排除し、代わりに《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》《ルソー・モンテス/法と契約の秤》を投入することで、すばやく、かつ安全に勝てるプランを持っていることだ。

トップ8で唯一の無月系対決となったこの対決、《勝利のリュウセイ・カイザー》《時空の踊り子マティーニ》《時空の戦猫シンカイヤヌス》に、4枚の《ヴォルグ・サンダー》《超時空ストームG・XX 》という超次元ゾーンを提示するはらのおとに対して、「みすと」は超次元ゾーン無し。

まだ、互いのデッキがわからない状態でゲームがスタートする。

Game 1

予選順位で上位のはらのおとが先手。超次元ゾーンも禁断系も無い相手のデッキを図りかねつつ、《ルソー・モンテス/法と契約の秤》をマナチャージする。対する「みすと」は《卍 デ・スザーク 卍》をマナチャージしたので、これでお互いにもデッキタイプが無月系であることが判明する。

そして、はらのおとも2ターン目に《堕魔 ドゥンブレ》を召喚し、無月系の同型であることが判明する。「みすと」は《堕魔 ドゥシーザ》《堕魔 ドゥンブレ》を除去するが、この《堕魔 ドゥシーザ》をはらのおとも《堕魔 ドゥシーザ》で除去する。

返しのターンに、「みすと」は《堕魔 グリペイジ》で手札破壊。《堕魔 ヴォガイガ》を捨てさせる。

はらのおとは、《堕魔 ドゥシーザ》をいけにえに《卍月の流星群》を使用し、墓地から《堕魔 ヴォガイガ》《堕魔 ドゥシーザ》をバトルゾーンに出して、《堕魔 グリペイジ》を除去する。そして《堕魔 ヴォガイガ》《卍月の流星群》を再び回収する。

かえしで「みすと」も《堕魔 ヴォガイガ》をバトルゾーンに出すと、能力で《堕魔 ヴォーミラ》を回収し、アドバンテージ差がつくのを許さない。……だが、この時点で一足早くはらのおとが≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫の無月の門・絶を完成させ、バトルゾーンへと呼び出す。

この≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫へと《卍月の流星群》をプレイすると、《堕魔 ヴォーミラ》《堕魔 ヴォガイガ》を復活させ、墓地を増やしつつアドバンテージを稼ぐと、自身のターンエンドにふたたび≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を復活させる。

遅れをとった形の「みすと」ではあるが、《堕魔 ヴォーミラ》を召喚して墓地を肥やすと、さらに《堕魔 ドゥグラス》の召喚で無月の門を完成させ《卍 デ・スザーク 卍》をバトルゾーンへと呼び出す。バトルゾーンに出た時の能力で《堕魔 ヴォーミラ》を破壊しターンを終える。
《卍 デ・スザーク 卍》≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫がにらみ合う形となったが、互いに墓地には残りのマスター・ドルスザクが待機している状態ではある…… となると、かなり直接的にアドバンテージを獲得できる《卍月の流星群》を手札に持つはらのおとが有利か。

実際、返しのターンではらのおとは、バトルゾーンの《堕魔 ヴォガイガ》《卍月の流星群》で破壊すると、再び《堕魔 ヴォガイガ》《堕魔 ヴォーミラ》を盤面へと復活させ、墓地を肥やしつつリソースの復旧に成功する。これによって、はらのおとは自身のターンエンドに2体目の≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を無月の門・絶の開門によってバトルゾーンへと招致する。

盤面や手札の枚数ではそこまでの差が無いものの、墓地の枚数で圧倒的な差をつけられてしまった「みすと」。《堕魔 グリギャン》を召喚し墓地を増やそうと試みるのだが、墓地に落ちるのは、2枚の《追憶人形ラビリピト》

だが、残る1枚が魔導具だったことで、こちらも無月の門・絶の条件を満たす。《堕魔 ヴォーミラ》を相打ちしたのちに、《堕魔 ヴォガイガ》《卍 デ・スザーク 卍》がアタックすると、ターンエンドに≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫をバトルゾーンへと呼び出す。

はらのおとは自身のターンを迎えると、「みすと」の《卍 デ・スザーク 卍》≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫のそれぞれの構成要素を確認、そのうえで《卍 デ・スザーク 卍》へと≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫でアタックし、ターンを終える。

「みすと」は、一度は≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫に手をかけ、相打ちをしようかと考えるのだが、結局このターンはアクション無しでターンを終える。

返すターンではらのおとが≪法と契約の秤≫をプレイすると…… 墓地からバトルゾーンに出てきたのは《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》

2体の≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を進化元にバトルゾーンへと現れたフェニックスは、そのままゲームを終了させるのだった。

「みすと」 0-1 はらのおと

Game 2

1本目を落とした「みすと」が先攻となる。

互いに2ターン目までマナチャージのみでターンを返しあい、最初のアクションとなったのは「みすと」3ターン目の《堕魔 グリペイジ》。これで捨てさせられるのは《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》と、そこまで嬉しくない内容。

続くターンにはらのおとも《堕魔 グリペイジ》。このディスカードは《卍月の流星群》と、少し「みすと」にとって不利な展開となる。

ゲームの基盤となる4マナの魔導具の出し合いは、「みすと」が《堕魔 ヴォーミラ》を出したのに対して、はらのおとは《堕魔 ヴォガイガ》から《堕魔 ヴォーミラ》を回収と、わずかな有利を積み重ねていく。

「みすと」はマナチャージしての《追憶人形ラビリピト》で自身の手札をゼロにしつつも、相手の手札へのけん制をやめない。そして、ここでディスカードされるのは《堕魔 ヴォーミラ》
しかし、はらのおとは2体目の《堕魔 ヴォガイガ》を召喚。さらに能力で《卍月の流星群》を回収すると、残る2マナでコストが軽減された《堕魔 ヴォーミラ》を召喚、この展開によって一気に墓地が増えたはらのおとは、自身のターンエンドに無月の門・絶を開放、ターンエンドに≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫をバトルゾーンへと呼び出す。

「みすと」は《堕魔 ヴォガイガ》を召喚すると、これによって無月の門を開放し、墓地から《卍 デ・スザーク 卍》を呼び出すと、《追憶人形ラビリピト》をトリガーさせてはらのおとの手札をゼロにしつつ、《堕魔 ヴォーミラ》を破壊する。

ここで長考したはらのおとは、アクション無しで≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫をアタックさせWブレイク。このブレイクで「みすと」は《堕魔 ドゥグラス》をトリガーし、はらのおとはそのままターンを終了する。
リソース的には五分前後ではあるものの、じわじわとシールドがブレイクされ、残り時間に難がでてきた「みすと」は《堕魔 ヴォガイガ》で墓地から《堕魔 ドゥポイズ》を召喚し、《堕魔 ドゥグラス》を巻き込み自殺。この能力ではらのおとは≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を破壊すると、「みすと」は《卍 デ・スザーク 卍》でアタックする。

続いて、《堕魔 ヴォーミラ》《追憶人形ラビリピト》でもブレイクし、トリガーは無し。はらのおとのシールドが1枚となり、逆に追い詰められるのははらのおととなる。はらのおとはターンエンドに無月の門・絶で≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫を復活させる。

ここでゲームが通常通りに進行するのだが…… ≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫復活が「みすと」のターン中だったため、《追憶人形ラビリピト》の能力が発動していたことが判明。どれがドローしたカードか分からない状況までゲームが進行していたため、ジャッジの裁定により、はらのおとが手札を開示、《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》が選択され、それ以外の手札がすべて捨てられる事となる。

これにより、選択肢が無くなったはらのおとは、前ターンからのプランを貫徹することとなり、まずは≪卍月 ガ・リュザーク 卍≫でアタックを開始、相手のブレイクを止めうる《堕魔 ドゥグラス》がトリガーするが、「みすと」の残るシールド1枚に対して、はらのおとの打点は……3点。

最後のシールドに、トリガーは無かった。

「みすと」 0-2 はらのおと

Winner:はらのおと

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