デュエル・マスターズ

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Vol.02「最強の切り札バンバン登場の革命編!もちろん強い切り札を一緒に使っても全然かまへん!光闇《ミラダンテ》《デス・ザ・ロスト》デッキ&ゼロ入り光水自然《時の革命ミラダンテ》デッキ!」

Vol.02「最強の切り札バンバン登場の革命編!もちろん強い切り札を一緒に使っても全然かまへん!光闇<a href='/card/detail/?id=' class='ajax_pop'>《》</a><a href='/card/detail/?id=' class='ajax_pop'>《》</a>デッキ&ゼロ入り光水自然<a href='/card/detail/?id=' class='ajax_pop'>《》</a>デッキ!」
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今回のメンバー

エーツー
「あ、アンちゃん、久しぶり」

アン
「なんなんすか!!」

エーツー
「うわ、いきなり怒られた!」

ドキンダムX

アン
「そりゃそっす!なんすかなんすか、今や、デュエマを遊んでるみんなの注目は、デュエマの歴史を変える、登場時から殿堂にして禁断のあのカード、ドキンダムXじゃないっすか!ってことは、今回のオープニングだって……」

アン
「ドキンダム!」

アン
「エックス!」

アン
「って、エーツーくんとトモちゃんのドキンダムX体操からスタートして、そこに、アンちゃんがとぼけた感じで『どうしたんすか*』みたいに入ってくるオープニングなんじゃないんすか!?それが、いきなり『あ、アンちゃん、久しぶり』じゃ、アンちゃんもどうやって対応したらいいか、正直わからんすよ!」

エーツー
「あ、あのとぼけた感じって自分から演出してたんだ?」

アン
「ヤメるっす!そこはツッコむところじゃないっす!」

エーツー
「うーん、まぁ、そうしたかったのもやまやまなんだけどさ。トモちゃんが新人の研修で今回これないみたいで、そのパターンのオープニングはできなかったんだよね」

アン
「あ、そうなんすか。今回、トモちゃん居ないとなると急に不安になるっすね。しかし、トモちゃん、酷使され過ぎじゃないすか。新人の研修だけじゃなくて、コロツアーとか、デュエマ・スターカップとか、全部トモちゃんはまわってたんすよね?」

エーツー
「全部ではないけど、デュエマ・スターカップはほとんど僕とまわってたね。ものすごい人数の参加者が居て、すごい盛り上がったイベントだったよ」

エーツー
「そして、今度は全国大会のエリア予選が始まるから、そっちで会場を飛び回るらしいね」

『禁断のドキンダムX』のパッケージ画像

アン
「まぁ、トモちゃんが倒れないことを祈るっすよ。じゃあ、今回はアンちゃんとエーツーくんで『禁断のドキンダムX』について紹介していく感じっすか」

エーツー
「あ、そこはトモちゃんから広報担当としての伝言があって……『禁断のドキンダムX』については今回はまだ触れなくていいらしいよ」

アン
「そうなんすか?もう、発売直前で、誰も彼もが禁断の話題満載なんすし、触れないのもおかしくないすか?

エーツー
「デッキ開発部が長いこと更新されてないうちに、たくさんセットが出たから、そっちの紹介を優先してくれ、ってさ」

アン
「誰のせいっすか!」

エーツー
「いや、それは僕のせいじゃないでしょ。そもそも誰も悪く無いと僕は思うよ」

アン
「そうすかね?誰か責任を取るべき人はいると思うっすよ、アンちゃんは。そもそも、今回の見出しの『久々のデッキ開発部更新!』って開き直りすぎじゃないすか?」

エーツー
「まぁ、僕が開発部リーダーとして『アンちゃんやハルくんに悪ふざけばかりさせてないで、ちゃんとしなきゃ!』って考えた結果、悪ふざけしないでデッキを紹介ってどうすればいいのかわからなくなっちゃったのが原因なんだけどね」

アン
「それはリーダーとしての資質に問題があるっす!そもそも、悪ふざけしないとデッキを紹介できないってどんな記事なんすか!」

アン
「あと、なんで、ツッコミ担当のエーツーくんに本来ボケ担当のアンちゃんがこんなにツッコミ入れないといけないんすか」

エーツー
「しかし、前回の更新で取り上げた『燃えよドギラゴン』の後にも、今年のデュエマは魅力的なカードがたくさん登場したよね!」

アン
「都合が悪くなるとすぐ話を変えるっすよね。そもそも、魅力的なカードがたくさん登場したって言うなら、更新するべきじゃないんすか?アンちゃんが、この更新がない間どれだけデッキ作ったと思ってるんすか!

デュエマックス160のパッケージ

エーツー
「まぁまぁ。7月には『デッキ一撃完成!!デュエマックス160*革命&侵略*』が発売されたね。久々のデッキビルダータイプのセットで、基本的なカードが満載だったね」

終末の時計ザ・クロック

アン
「もちろん、基本的なカードばかりじゃなくて、例えば《超獣軍隊 フォックスリー》みたいに『燃えよドギラゴン』で登場した能力を面白くパワーアップさせたカードや、《終末の時計 ザ・クロック》みたいな強力カードの新イラストが登場したりしたっすね」

マスターズ・クロニクル・デッキ

エーツー
「そして、8月にはデュエマ初の大人向けデッキ、『マスターズ・クロニクル・デッキ』が登場したね」

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン邪眼王ロマノフⅠ世シェル・ファクトリーγ

アン
「そすね。《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》に、ロマノフデッキ、そしてまさかのサバイバーと、懐かしいコンセプトのデッキが構築済みデッキとして発売されたのは驚きだったっすね。個人的には、サバイバーデッキのストーリーが、エピソード3でアウトレイジとオラクルが和解した後の世界で、忘れ去られたと思われてた12個の封印されたプログラムでサバイバーが復活という内容だったのが驚きだったっすね」

エーツー
「8月には、デュエマ初の公認グランプリが開催されたりと、これまでのデュエル・マスターズとはひと味違ったイベントや商品が多かったね。グランプリのカバレージは今読んでも面白い記事が多いよね」

ダーク・ライフ煉獄と魔弾の印

アン
「もちろん、デッキも強力なカードが再録されたり、すごい新規があったりと面白い内容だったっすよね。特に『ロマノフ煉獄からの復活』の新規カードはロマノフデッキをすごい強化するものばかりだったっすから、シュウくんとハルくんがキャッキャしてたっすね」

『時よ止まれミラダンテ!!』

エーツー
「そして、9月には『時よ止まれミラダンテ!!』が発売!これはすごいパックだったよね!」

時の革命 ミラダンテ魔の革命 デス・ザ・ロスト

アン
「そすねそすね!《燃える革命 ドギラゴン》だけが持っていた革命ゼロが、光と闇のレジェンドに与えられただけじゃなく、《禁断》《正体不明》みたいな謎のカードも満載のワクワクするパックだったっすね」

『マスターズ・クロニクル・パック』

エーツー
「そして、10月は『マスターズ・クロニクル・パック』が登場!過去のカードを大幅にパワーアップさせるカード満載のパックだったね!個人的には《超竜キング・ボルシャック》の登場にはワクワクしたね。僕の大好きな《ボルシャック・NEX》もパワーアップしたしね」

アン
「そすね。しかも、マンガが入っていて、収録されている過去の切り札も見れちゃうのは感動だったっすね。デュエマのマンガ大好きなアンちゃんとしてはたまらないパックだったっすよ」

カスタム変形デッキ 革命 VS侵略 爆熱の火文明 カスタム変形デッキ 革命vs.侵略 龍極の光文明

エーツー
「そして、11月には……」

八重子
「大変ですのよ!」

リリィ
「大変なのじゃ!」

エーツー
「八重子ちゃん、リリィちゃん、どうしたの、急に!」

アン
「そすよ、どうしたんすか、急に!……と、いいつつ、このまま淡々とパックの紹介が続きそうだっただけに、事件が起こりそうでホッとしてるアンちゃんがいるっす。で、どうしたんすか、八重子ちゃん、リリィちゃん」

八重子
「ユウヤ様が!」

リリィ
「いなくなってしまったのじゃ!」

エーツー・アン
「えーーー!」

アン
「思ったより、普通に大変なことだったっす」

エーツー
「まさか、本当にユウヤくんが殿堂入りしてしまうとは……」

アン
「洒落にならないっすよ。そもそも、ユウちゃんは殿堂入りにはまだ早いっすよ」

ヒラメキ・プログラム

エーツー
「うーん、やっぱり、コンボ大好きのユウヤくんとしては、例のカードの殿堂入りがそこまでのショックだったのかな……ユウヤくんの魂のカードと言ってもいいカードだったもんね」

アン
「前回出てきた時も、『デュエマはクリーチャーで殴りあうゲームなんだよー』とか言っててちょっと様子がおかしかったっすからね」

エーツー
「まぁ、それが普通なんだけどね、本当は……」

アン
「じゃあ、《ヒラメキ・プログラム》の殿堂入りが原因なんすね」

八重子
「いや、それがそうとも言い切れないんですのよ」

エーツー
「ん?いなくなった原因はわかってるの?」

リリィ
「むぅ……知っているといえば知っているのじゃが、わかっているかと聞かれると難しいのじゃ」

アン
「なんかはっきりしないっすね。書き置きとかあったんすか?」

八重子
「書き置きはなかったんですの」

アン
「じゃあ、分からないっすね」

八重子
「書き置きはなかったんですの……代わりに、『コンボノミコン』があったんですの」

エーツー・アン
「『コンボノミコン』」

エーツー
「なに、その禍々しい名前」

リリィ
「実物がこれなのじゃ」

エーツー・アン
「分厚い!」

アン
「なんなんすか、コレ。ちょっとした百科事典よりも分厚いじゃないっすか」

エーツー
「なにより、名前が禍々しい……」

アン
「で、その『コンボノミコン』はどんな内容なんすか?」

エーツー
「あまり聞きたくない気もする……」

八重子
「エーツー様、同感ですのよ。これは八重子にとっては暗黒の書と言っても過言ではない禍々しい書物ですの。この『コンボノミコン』は、全七章にわけてユウヤ様がどのような思考回路でこれまでコンボを作ってきたかが書かれているんですの」

アン
「すごいっすね、それ。じゃあ、その『コンボノミコン』を読めば、ユウちゃんみたいなコンボを作れるって事っすか」

エーツー
「全七章ってすごいな」

リリィ
「読めば作れるどころじゃないのじゃ!『コンボノミコン』は、一種のチュートリアルになっていて、この書物の通りに読み進めるだけで、いつの間にかコンボデッキが完成しているのじゃ!

エーツー
「なにそれ、恐い!」

八重子
「ですのよ、実に恐い書物ですの!」

アン
「といいつつ、八重子ちゃんは全部読んでるんすよね?」

八重子
「……ユウヤ様の行方を知るためには仕方なかったんですのよ……」

アン
「とかいいつつ、ユウちゃんがいなくなって、コンボを決められなくなったから寂しかっただけじゃないっすかね……で、肝心の内容はどんな感じなんすか」

八重子
「まず、第一章のタイトルは『わぁい、コンボだよー』ですの!」

アン
「暗黒の書とかなんとか言ってたわりには、いきなり、ほんわかしたタイトルっすね」

エーツー
「それがユウヤくんの言葉だと思うと、僕は十分恐いけどね」

リリィ
「第一章は、『コンボを考えるきっかけになりそうなカード』の見つけ方が書かれているのじゃ」

アン
『あ、コレ、なんかコンボ作れそう!』って思うカードの探し方っすか。例えば、今までにやらなかったことをやるカードとかっすかね」

リリィ
「もちろん、それについても書かれているのじゃ。ユウヤは、今までにやらなかったことをやるカードを知るためには、そもそもデュエマが何ができるゲームで、デュエマがこれまでに何をやってきたかを知るべきだと考えていたみたいなのじゃ。だから、そこの理論についてはかなり長い文章が書かれているのじゃ」

エーツー
「うわ、ここからここまでがそれか……僕、ここだけ読んで後はいいかもしれない……」

八重子
「もちろん、今までやっていないことじゃなくても、例えば、複数のカードを同時に手札に戻すカード、複数のカードを同時に破壊するカード、1枚が複数のカードになる可能性があるカード、ゾーンを移動させるカード、バトルゾーンにでた時に何かするカード、バトルゾーンを離れた時に何かするカード……

アン
「例えが多いっす!それ、ほとんどのカードじゃないっすか!」

八重子
「ですのよ……ユウヤ様はほとんどのカードにコンボの可能性を見つける方でしたのよ。実際、すべてのカードにコンボの可能性があると書かれているんですの」

リリィ
「そんな中でも、複数の踏み倒しをするカードと、圧倒的なデメリットがあるカードは初心者向けのコンボ発見カードと書かれているのじゃ」

ヘブンズ・ゲート

アン
「あぁ、複数の踏み倒しをするカードといえば、最近では《ヘブンズ・ゲート》もループのコンボがあるくらいっすもんね。それはわかりやすい視点っす」

エーツー
「初心者向けのコンボ発見カードって概念がすでに僕はついていけない……」

アン
「で、第二章はなんなんすか?」

八重子
「第二章は『「カギのかかったコンボ」をいかに解体するか』ですの」

アン
「いきなり重いタイトルになるっすね!」

リリィ
「内容を要約するのは簡単なのじゃ。つまり、単体ではコンボではないから、そこで相方となるカードをどう探すかが書いてあるのじゃ」

アン
「あぁ、なるほどっす。つまり、コンボになりそう思ったカードが、実際にどういうコンボになるかを考えて、それに必要なカードを探す方法ってことっすね。さっきのデメリットがあるカード、とかはわかりやすいっすよね。そのデメリットをコンボに利用するためのカードはなにかを見つければ、自然とどういうコンボになるかが見えてくるわけっすね」

八重子
「まぁ、そういうことですの。基本的には逆として補い合えるカードを見つけるべきと書いてありますのよ」

エーツー
「しかし、この章もすごい長さだな……」

リリィ
「理屈として足りない要素を探せばいい、ってわかっていても、実際にどうやって探すか、ってのは結構難しいのじゃ。この章では、場合分けをして、自動的に必要なカードが見つかるように書かれているから、長くなるのも仕方ないのじゃ。あと、いわゆる1枚コンボもここの章で発見されることになるのじゃ」

八重子
「続く第三章『世界の中心で愛を叫んだコンボ』では、コンボパーツの代替物を探したり必要な踏み倒し方法を探したりして、中核となるコンボ部分を強化する方法がかかれているんですの。時にはここで、そのコンボに見合ったループを見つけたりしますわ」

エーツー
「ループだけでコンボなのに、コンボの添え物みたいな言い方されてる……」

リリィ
「そして、第四章『コンボはリソース管理の夢を見るか』では、中核となるコンボに適したマナ加速や手札補充、コンボパーツサーチの手段などを見つけて、実際にコンボがデッキとなるための下地を作る方法が書かれているのじゃ」

エーツー
「うーん、相変わらず章のタイトルは仰々しいけど、一部を除けば普通に内容は納得できそうなことが書いてあるんだね。特に、第三章と第四章は僕も普段デッキ作るときに考えてることかもしれないな、言われてみれば」

アン
「まぁ、言ってもユウちゃんだって、結果できてくるコンボデッキが禍々しいだけで、デッキの作り方そのものは普通なはずっすからね。にしても、すごい長さっすね」

リリィ
「長いのは仕方ないのじゃ。普段、エーツーやアンがフィーリングでやってるであろうことを、読み進めるだけで自動的にできるように書いているから、そりゃ長いのは当たり前なのじゃ」

アン
「まぁ、そっすね」

八重子
「そして第五章は『純粋コンボ批判』ですの!」

エーツー・アン
「批判しちゃうの!?」

リリィ
「まぁ、批判と言ってもコンボ自体を批判するわけではないのじゃ。実際にデッキが何ターンかかるコンボかを見て、相手の攻撃を耐え切る力があるかを判断したり、相手の妨害に耐えられるか、もしくは自分自身が妨害をするカードを入れる余裕があるか、を判断する方法が書かれているのじゃ」

エーツー
「あぁ、やっぱり、内容を聞くとまともだな。つまり、最終調整ってことだね」

八重子
「ですのね。あと、この時点でデッキにならなかった場合、そのコンボがちゃんとデッキになるためにどういうカードが必要なのかを知る方法も書かれているんですの。それをちゃんとメモしておくと、後日、第一章の段階で足りないパーツを発見して、一気にコンボが完成することがあるとも書かれているんですのよ」

アン
「ふむふむ、たしかにそういうこともあるっすね。というか、アンちゃん、気がついちゃったんすけど、この時点で、すでにデッキ作れちゃいそうじゃないっすか?」

リリィ
「うむ、アンはいいところに気がついたのじゃ。実際、この時点で、『コンボノミコン』だけを使ったデッキ構築は可能なのじゃ」

アン
「まぁ、いいところに気がつくのには定評があるアンちゃんっすからね。でも、あと二章あるわけっすよね」

リリィ
「残りの二章については追々説明するのじゃ。『コンボノミコン』の魔力を知ってもらうために、一度、ここまでの内容でデッキを作ってみるのじゃ」

エーツー
「今、リリィちゃん、魔力って言ったよね?」

正体不明

リリィ
「『時よ止まれミラダンテ!!』のカードリストを『コンボノミコン』に照らし合わせて見ると、第一章『わぁい、コンボだよー』で最初に目につくは、このカード、《正体不明》なのじゃ」

エーツー
「確かに、複数のクリーチャーを一気に踏み倒す上に、相手にターンを渡すっていう過去に見たことのないデメリットがあるよね」

八重子
「八重子は、このへんからもう、直視できないんですの」

リリィ
「そして、これを『コンボノミコン』に従って組み立てていって、作り上げたのがこのデッキなのじゃ」

火水自然正体不明画像

八重子
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

アン
「なんというか、非常にユウちゃんらしい、禍々しいデッキができあがるんすね」

エーツー
「なるほどなぁ……《正体不明》のデメリットである『相手にターンをあげる効果』を、《燃える革命 ドギラゴン》の『次の自分のターンまで負けない』能力と組み合わせて、相手が自分が勝てない無限ターンを行うことで、勝ち手段に変えるってコンボなのか。ここが第二章で見つかるんだね」

アン
「そすね。で、それをサポートするループ部分が第三章と第四章で組み立てられるわけっすね」

リリィ
「ただ、第五章の『純粋コンボ批判』と照らしあわせた場合、『でも、相手が2体の《サイバー・N・ワールド》と使いまわせる自分のクリーチャーを破壊する手段を組み合わせて持ってた場合、ずっと山札がなくならないから、いつか自分にターンが戻ってきて、結局《正体不明》でアタックするから残念だよねー』という結論も導き出されるのじゃ」

エーツー
「なんだ、それ、そんなところまでフォローされてるの?それ、すでにユウヤくんが喋ってるじゃん」

サイバー・N・ワールドパクリオ

リリィ
「なので、《サイバー・N・ワールド》《パクリオ》もループに組み込んで、ループのたびに相手の山札が1枚へってシールドが1枚増える動きを組み込んで勝利してもよい、と書かれているのじゃ」

エーツー
「いたせりつくせりすぎるな、もう……っていうか、《サイバー・N・ワールド》使ったら、手札に戻ったコンボパーツがなくなっちゃわない?」

アン
「いや、それは大丈夫っすよ。コンボパーツが手札に戻る前に《サイバー・N・ワールド》の能力使えばいいだけっす」

エーツー
「あ、そうか」

アン
「なんにせよ、すごいっすね、これだけのデッキが自動的にできるなんて」

リリィ
「なのじゃ。もはや、ユウヤがそこにいるかのようなのじゃ」

八重子
「コンボの説明はもう終わったんですの?」

エーツー
「おわったよー」

八重子
「よかった、ですの。で、アン様が気がついたように、この時点でコンボデッキを作り上げる方法はほとんど語り尽くされているんですの」

アン
「そうなんすよね……残りの二章には何が書かれているのか、っていうか、それがユウちゃんが居なくなった原因ってことなんすか?」

リリィ
「まぁ、事はそんなに単純ではないし、わらわたちもまだ理解しきれていないのじゃが……論より証拠、続きを解説するのじゃ」

リリィ
「第六章、『コンボ黙示録』」

エーツー・アン
「黙示録!!!」

アン
「また、一際、仰々しいフレーズが来たもんっすね……」

エーツー
「いや、アンちゃん、ちょっと待って。これまでも、タイトルの仰々しさのわりに、内容は普通だったじゃない。これも、そういうパターンだよ、きっと」

アン
「そうすかね……リリィちゃん、少し内容を聞かせてもらっていいっすか?」

リリィ
「ワタシがコンボデッキを作っていると、見よ、天に門が開いていた。そして、その先にある7つのラッパは、7つの封印を解き、7つの罪を世にはなった。子羊たちが見る先には青い馬が10の知識を持つ……

エーツー
「怖い怖い怖い!!!」

アン
「なんすか、それ、どういうことっすか!」

リリィ
「む?文体の話であれば、『コンボノミコン』は全編このように書かれているのじゃ。そのため、解釈が人によって別れる部分があるのが難しいところなのじゃ」

アン
「あ、そういうことっすか。なら安心っす」

エーツー
いや、安心じゃないよ、なんかユウヤくんの口調っぽい感じの説明だったから、そういう文体なのかと思ってたら、そんなに怖い感じなのかよ!やっぱ、こえーな、その本!」

八重子
「ですの……八重子、ユウヤ様のためとはいえ、最後まで読むのは大変だったんですのよ……」

エーツー
「この文体を最後まで読んでるのかよ、すげぇな、八重子ちゃんも!僕なら、途中で正気を保てなくなってやめちゃいそうだよ」

八重子
「そんなことはないんですの、八重子は正常ですのよ」

アン
「で、『コンボ黙示録』はどんな内容が書いてあるんすか?」

リリィ
「うむ。『コンボ黙示録』は、簡単に言うと本来、勝利条件では無いものを勝利条件に変換することで、コンボデッキを成立させているコンボが7つの大罪になぞられて書かれているのじゃ」

エーツー
「それ、なぞらえる必要あるの?」

アン
「ちょっとピンと来ないっすね」

偽りの名 iFormula Xドンドン打つべしナウ

リリィ
「例えば、手札を10枚以上揃えることができるコンボについては、『暴食の罪』として、《偽りの名 iFormula X》《ドンドン打つべしナウ》のコンボによってデッキが完成してしまうと書かれているのじゃ」

無限龍ファタル・スパイラルボルバルザーク・エクス黒神龍ザルバ

アン
「あぁ、なるほどっす。例えば、マナが18マナ以上たまるコンボであれば、《無限龍ファタル・スパイラル》《ボルバルザーク・エクス》《黒神龍ザルバ》のコンボでデッキが完成するってことっすね」

リリィ
「なのじゃ。ちなみにそのコンボは『傲慢の罪』として記述されているのじゃ」

エーツー
「どの辺が『傲慢の罪』なの?」

リリィ
「その辺はわらわにもわからないのじゃが……大量のマナを、相手の山札を削る以外に何もしないコンボに費やすことが傲慢、ということではないかと言われているのじゃ」

八重子
《無限龍ファタル・スパイラル》の見た目が、『傲慢の罪』をあらわす動物であるクジャクに似ているから、と解釈する研究者もいるんですのよ。ちなみに、八重子は正常ですのよ」

エーツー
「研究者もいる、ってどういうことだよ!」

アン
「まぁ、そのへんは置いておきつつ、残りの5つも気になるところっすけど、話が進まないから先いくっすよ。もう、『コンボノミコン』の話題だけで相当長いっす。その7つの大罪はコンボデッキ大好きのユウちゃんにとってみれば、むしろ救い、福音だと思うんすけど、なんで罪なんすか?」

八重子
「罪と福音は表裏一体だと解釈する研究者もいるんですの。でも、ユウヤ様の解釈は違うみたいなんですのよ。ユウヤ様は、これらの7つの大罪が存在するが故に、本来、勝ち手段にならないようなコンボであっても、相手の反撃を許さないコンボデッキになってしまうということを、コンボの原罪と捉えるようになっていたみたいですの。ちなみに、八重子は正常ですのよ」

リリィ
「そして、それらの原罪を背負ったコンボは殿堂入りを免れないとユウヤは『コンボノミコン』の中で語っておるのじゃ。数多の原罪を導いた《ヒラメキ・プログラム》もその例外ではないのじゃ。これらの原罪をすべて浄化するメシアの登場をユウヤは願っておるな」

エーツー
「メシアとかになると僕にはよくわからない話だけど、まぁ、つまりはリソースを稼ぎすぎるコンボは行き着く先は瞬殺デッキになっちゃうってことだね。逆に言えば、リソースを大量に稼ぐコンボは何らかの瞬殺デッキになれるということか」

アン
「なるほどっす……だからこそ、こないだの『デュエマはクリーチャーで殴りあうゲームだよー』発言に繋がるんすかね……」

八重子
「時期的にそうかもしれないですのよ。ちなみに、八重子は正常ですのよ」

リリィ
「そして、第七章なのじゃ!」

エーツー
「そういえば、まだあるのか」

リリィ
「第七章『コンボ哲学論考』」

エーツー・アン
「哲学!」

リリィ
「この章はたったの一行なのじゃ!」

エーツー・アン
「一行!」

リリィ
「ユウヤいわく『コンボしえぬカードについては、沈黙するしかない』」

エーツー・アン
「沈黙!」

エーツー
「まったく意味がわからない。わかりそうで、わからない」

アン
「そすね……まぁ、コンボについて書いてあるんだから、コンボしないカードについては沈黙するしかないとは思うっすけど、わざわざ書くべきっすかね……」

八重子
「でも、ユウヤ様は、第一章ではすべてのカードがコンボの可能性がある、って書いているんですの。ちなみに、八重子は正常ですのよ」

エーツー
「あー、なるほど、そうか。そもそもコンボしえぬカードの存在を認めちゃったら、第一章と矛盾しちゃうのか」

アン
「なるほど、ってほど理解が進まないっすけどね、そこに気がついても」

エーツー
「そうだね」

アン
「まぁ、でも、あれっすか。つまり、すべてのカードにコンボの可能性があるにもかかわらず、『コンボノミコン』を読み進めていく中で削ぎ落とされてしまって結果的に『コンボノミコン』的にはコンボをしないカードが生まれてしまう矛盾には沈黙するしか無いということなんすかね」

エーツー
「もっともらしいこと言ってるけど、実際はよくわからない話だね」

八重子
「ですの。よくわからないんですのよ……ちなみに、八重子は正常ですの」

リリィ
「そして、この第七章には、こんな走り書きが残されてるのじゃ。『すべてのカードがコンボをする可能性と、コンボしえぬカードの存在の矛盾に関して、私は真に驚くべき証明をみつけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる』と」

エーツー
「沈黙してない!」

アン
「というか、一行しか無いんだから、余白はいくらでもあるっす!」

リリィ
「なんにしろ、この『コンボノミコン』を書き残して、ユウヤは姿を消したのじゃ」

八重子
「きっと、ユウヤ様は、自身のコンボへの思索が深まりすぎてしまったんですのね……ちなみに、八重子は正常ですの」

エーツー
「コンボパズル職人だったユウヤくんが、ついにコンボの哲学者、コンボの求道者になったってことか」

アン
「ことか、で片付けられる問題かどうかはわからないっけど、ユウちゃんのことだからものすごいコンボの真理を見つけて帰ってくるかもしれないっすね。しかし、色々怖いところはあるとは言え、その『コンボノミコン』はすごいっすよね」

リリィ
「なのじゃ。ユウヤは『コンボノミコン』でコンボが作れないカードの存在に悩んでいたみたいなのじゃが、普通にコンボデッキを作ろうって考えるなら完璧な書物なのじゃ」

エーツー
「そうだよねぇ……ちなみに、さっきは『時よ止まれミラダンテ!!』でデッキを作ったけど、『マスターズ・クロニクル・パック』を使った場合はどんなデッキができるの?」

神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ

八重子
『マスターズ・クロニクル・パック』を使う場合は、こんな感じですのよ。まずは……選ばれるカードはこれですの!ちなみに、八重子は正常ですのよ」

アン
「おお、《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》っすか。たしかに、これはコンボ向きのすごいカードっすからね。進化元の条件を変える、っていう今までにやってないことをやるカードっすもんね。八重子ちゃんがこのカードを選んでくるってだけでも『コンボノミコン』の凄さがわかるっす」

八重子
「ですのね。で、これを『コンボノミコン』にしたがって組み立てて、作り上げたのがこのデッキですの。ちなみに、八重子は正常ですの」

八重子
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィ」

エーツー
「自分が作り上げたデッキで、悲鳴を上げてる!」

八重子
「ち、違うんですのよ!『コンボノミコン』が勝手にデッキを作り上げてるだけですのよ!ちなみに、八重子は正常ですのよ!」

エーツー
「それはそれで怖い」

究極銀河ユニバース

リリィ
《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》が墓地から直接進化元を引っ張ってこれる、つまり、フェニックスであっても直接進化元にできることを利用して、《究極銀河ユニバース》のメテオバーンを一発で決めるコンボなのじゃ」

アン
「うーん、アンちゃん、ちょっと気になったんすけど……」

八重子
「どうしたんですの、アン様。『コンボノミコン』で作り上げたデッキになにか気になるところでもあるんですの?ちなみに、八重子は正常ですのよ」

双流星キリン・レガシー

アン
「いや、このデッキは別にいいんすけど、《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》を使うなら、例えば主任が大好きでアンちゃんの魂のカードでもある《双流星キリン・レガシー》を使ったコンボとかも思いつくわけじゃないっすか。これも、進化元を確保するのがそもそも大変なカードだったわけっすから、《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》が出たら思いつくカードだと思うんすよね」

エーツー
「それはアンちゃんが《双流星キリン・レガシー》が好きだから思いつくだけじゃないの?」

アン
「そうといえばそうなんすけどね。ただ、それは普通の人の話で、『コンボノミコン』だったら《双流星キリン・レガシー》も網羅してるはずじゃないっすか?」

エーツー
「よくわかんなくなってきた」

リリィ
「アンの言うことはもっともなのじゃ。実際、『コンボノミコン』にしたがってデッキを作っていく過程で、《双流星キリン・レガシー》が含まれるドローサポートが入っていたタイミングはあったのじゃが、第五章『純粋コンボ批判』の段階で、

  1.デッキの中のレインボーカードの比率が高くなりすぎてコンボが遅い
  2.水と自然を足すと、5文明になってしまって効率が悪い
  3.墓地から直接《究極銀河ユニバース》は進化できるから長い目でみたら二度手間
  4. 《双流星キリン・レガシー》を使うなら、もっとよいコンボがある

といった理由があって、《双流星キリン・レガシー》を抜いた方が良いデッキになると判断されたのじゃ」

アン
「でも、アンちゃんは《双流星キリン・レガシー》をどうしても使いたいわけっすよ。そういう場合、どうすればいいかは『コンボノミコン』では導き出せないわけっすよね?」

リリィ
「ふむ、なるほどなのじゃ……アンの言いたいことがわかってきたのじゃ」

エーツー
「ごめん、僕、全然わからないや」

八重子
「大丈夫ですのよ、エーツー様。八重子もわからないんですの。ちなみに、八重子は正常ですのよ」

ユニバース・ラピア

アン
「例えば、『マスターズ・クロニクル・パック』の他のカードでデッキを作ってみるっすかね……他にコンボの中核になりそうなカードは《ユニバース・ラピア》あたりっすかね」

エーツー
「あぁ、これも、他のカードを一気にフェニックスにしちゃうっていうダイナミックで他にはない能力を持ったクリーチャーだよね」

リリィ
「うむ。これも『コンボノミコン』で作ったデッキはあるのじゃ」

森の歌い手ケロディナンス

アン
「『コンボノミコン』は置いといて、アンちゃんはこのカードを見た時に、《森の歌い手ケロディナンス》でマナが全部アンタップすることに気がついて、だったら、もう、《ユニバース・ラピア》が出してすぐに《森の歌い手ケロディナンス》でマナをアンタップさせたくて仕方なかったわけなんすよ。そんなアンちゃんの情熱を注いで作り上げたのがこのデッキっす」

枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
4 7 自然 《龍覇 イメン=ブーゴ》 DMX18
1 5 自然 《鳴動するギガ・ホーン》 DMX18
3 7 《ユニバース・ラピア》 DMX21
2 5 《究極銀河ユニバース》 DMX21
3 2 自然 《森の歌い手ケロディナンス》 DM22
1 2 自然 《ダンディ・ナスオ》 DMD25
3 4 自然 《緑銅の鎧》 DMX05
3 5 水/自然 《飛散する斧 プロメテウス》 DMD26
4 4 《ドンドン吸い込むナウ》 DMD26
2 4 《パクリオ》 DMX01
4 2 自然 《霞み妖精ジャスミン》 DMD25
2 2 自然 《フェアリー・ライフ》 DMR17
2 3 自然 《天真妖精オチャッピィ》 DMX18
2 5 火/自然 《無双竜鬼ミツルギブースト》 DMD20
3 9 《閃光の守護者ホーリー》 DMR18
1 5 光/火 《ボルメテウス・ホワイト・フレア》 DMD24
超次元ゾーン
枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
2 4 自然 ≪邪帝斧 ボアロアックス/邪帝遺跡 ボアロパゴス/我臥牙 ヴェロキボアロス≫ DMX18
ユニバースデッキ画像

八重子
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

邪帝遺跡 ボアロパゴス緑銅の鎧

エーツー
「んー、つまり、≪邪帝遺跡 ボアロパゴス≫がある状態だと、《ユニバース・ラピア》を出したらそのまま《森の歌い手ケロディナンス》でアンタップして、さらにクリーチャーを呼び出せばマナゾーンの《究極銀河ユニバース》がでてそのまま勝つってデッキなのね。へぇ、面白そうなデッキじゃない」

アン
「そすね。かなり面白いギミックのデッキだと思うんすよね。ただ、面白いデッキなのは間違いないんすけど、『コンボノミコン』はこのデッキを作らないっすよね」

リリィ
「うむ、そうなのじゃ」

エーツー
「え?なんで?」

アン
「それは《ユニバース・ラピア》を使ったデッキの場合、≪邪帝遺跡 ボアロパゴス≫を使うのは決して効率がいいわけじゃないからっす。アンちゃんが入れてるのは《ユニバース・ラピア》が出たターンにそのまま勝つ、ってことをやりたいだけっすからね」

エーツー
「あぁ、なるほど……『コンボノミコン』は効率的にコンボを作ってしまうからやりたいだけのコンボには対応できないんだね」

アン
「そういうことっす。ユウちゃんも結構やりたいだけのコンボを作っていたとは思うんすけど、体系的にコンボを作り出す『コンボノミコン』を生み出す中で、その矛盾に飲み込まれてしまい、それが第七章につながってるんじゃないかと思うんすよ。結局、いかに楽しくデッキを作るか、ってのが重要なんすよね」

八重子
「コンボにとらわれて、デッキを作る楽しさを見失ってしまったユウヤ様は、それを探す旅に出たってわけですのね。ちなみに、八重子は正常ですのよ」

アン
人がコンボを作っている時に、コンボもまた、人を作り上げている、ってことっすかね」

エーツー
「なんか、いい話風にまとめてるけど、よくわかんないままだからね」

シュウ
「それで終わりか!開発部リーダー、エーツー!」

ハル
「その声は、闇文明の貴公子、シュウさん!!」

アン
「ハルくんも一緒に出てきてリアクションしてちゃ、意味がないじゃないっすか!」

エーツー
「っていうより、まだ終わらないのかよ!って気分だよ、僕は!もう、『コンボノミコン』の話だけで、普段のデッキ開発部分くらいの分量あると思うよ!」

ハル
「いや、そりゃまだ終らないですよ。その長い話の中、僕とシュウさんが出番をどれだけ待ってたと思ってるんすか!まぁ、むしろ、シュウさんと二人っきりで待ってたのも楽しかったといえば楽しかったんですけど。だから、どっちでもいいですかね、結局」

アン
「なんなんすか、もう」

エーツー
「とにかく、今回はもう、終わりにしないと!長すぎるよ!」

ハル
「まぁ、僕はシュウさんと登場できただけで満足だから、どっちでもいいんですけど、実は今回デッキを全く開発してないんじゃないですか?

アン
「む、ちょっと痛いところをついてきたっすね……」

エーツー
「いや、なんだかんだで3つデッキ紹介してるじゃん」

アン
「でも、ひとつはアンちゃんのサンプルデッキだったとしても……残りの2つのデッキは魔書『コンボノミコン』が生み出しただけで、開発部が開発したわけじゃないっすよね」

エーツー
「あぁ、言われてみれば……」

シュウ
「しかし、『コンボノミコン』は我が弟ユウヤが記した書物ですから、そういう意味では開発部で開発した、といえると思いますぞ?」

ハル
「シュウさんがそう言うなら、僕もそうだと思いますよ。まぁ、本当はデッキとまったく関係ない話をずっとしてたなとは思ってますけど、僕はどっちでもいいです

八重子
「ユウヤ様が間接的に開発してるとすれば、問題ないと八重子も思いますのよ。ちなみに、八重子は正常ですの」

リリィ
「わらわも……」

エーツー
「ストップ!みんな、一旦ストップ!」

シュウ
「むむむ、どうしたんですかな、エーツー殿」

エーツー
「やっぱ、『コンボノミコン』駄目だ。危ないよ」

八重子
「あら、なんか危ないことでもあったんですの、エーツー様?ちなみに、八重子は正常ですのよ」

エーツー
「それだよ、八重子ちゃん!さっきから、語尾にずっと『八重子は正常ですのよ』ってつけ続けてるじゃん!」

アン
「はっ!言われてみれば確かにっす!……つまり、『コンボノミコン』はコンボ耐性の低い八重子ちゃんの精神を確実に蝕んでいたってことっすか……コンボ耐性が低い八重子ちゃんだったから、発見が早かっただけで、これはアンちゃんたちの精神も徐々に蝕んていっているってことっすね……」

エーツー
「そういうことだと思う……『コンボノミコン』は危険過ぎるよ……当分封印するしかないと思う」

リリィ
「致し方ないのじゃ………わらわはずっとユウヤと一緒だったから、知らずにコンボ耐性が高かっただけなのじゃな……しかし、八重子の異変に気が付けないとは……わらわも衰えたものなのじゃ……」

八重子
「だ、大丈夫ですのよ!八重子は大丈夫ですのよ!!」

エーツー
「うんうん、大丈夫、大丈夫だよ、八重子ちゃん。『コンボノミコン』は人類には早すぎたんだよ……

ハル
「……うーん、とりあえず、今回はまだデッキを開発してないってことで、僕とシュウさんでデッキを作り始めて問題ないってことでいいですかね?」

アン
「いたしかたないけど、ハルくんの言うとおりっすね。と言っても、ハルくんとシュウくんがデッキを作るって言うなら、使うのはあのカードっすよね」

魔の革命 デス・ザ・ロスト

シュウ
「ですな。《魔の革命 デス・ザ・ロスト》ですぞ!」

ハル
「ですぞ!!」

アン
「あぁ、もう、ハルくん、キャッキャしたいだけっすね……」

ハル
「キャッキャして、何が悪いんですか?」

アン
「いや、いいんすけど……」

リリィ
「エーツー。《魔の革命 デス・ザ・ロスト》はどういうカードなのじゃ?」

エーツー
《魔の革命 デス・ザ・ロスト》は、バトルゾーンに出た時に、相手の手札をすべて捨てさせる能力を持っているカードなんだ。そして、シールドがゼロの時に発動する革命ゼロは……」

リリィ
「革命ゼロは?」

エーツー
「アタックするときに、相手のシールドを全部ブレイクする!」

リリィ
「全部ブレイク!?それは驚きのカードなのじゃ」

燃える革命 ドギラゴン

ハル
「そうなんですよ、リリィさん。『燃えよドギラゴン!!』のレジェンド、《燃える革命 ドギラゴン》とくらべても遜色のない決定的な革命ゼロ能力!というわけで、僕がシュウさんのために作ったのがこのデッキです」

枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
4 2 自然 《霞み妖精ジャスミン》 DMD25
4 2 闇/自然 《ダーク・ライフ》 DMD25
4 4 《白骨の守護者ホネンビー》 DMD25
2 5 自然 《逆転のオーロラ》 DMX12
3 3 自然 《母なる星域》 DMX17
3 7 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》 DMR13
3 5 自然 《超次元フェアリー・ホール》 DMX08
3 8 《魔の革命 デス・ザ・ロスト》 DMR18
3 7 《凶殺皇 デス・ハンズ》 DMR17
2 6 《龍覇 M・A・S》 DMR14
2 7 《邪眼教皇ロマノフⅡ世》 DMD25
3 5 水/自然 《飛散する斧 プロメテウス》 DMD26
1 6 闇/自然 《無双恐皇ガラムタ》 DM13
1 5 《インフェルノ・サイン》 DMX21
1 2 自然 《ダンディ・ナスオ》 DMD25
1 7 水/闇 《英知と追撃の宝剣》 DMX21
超次元ゾーン
枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
1 2 ≪時空の英雄アンタッチャブル / 変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード≫ DMX03
1 3 ≪アルプスの使徒メリーアン / 豪遊!セイント・シャン・メリー≫ DMX04
1 5 光/水/自然 ≪勝利のプリンプリン / 唯我独尊ガイアール・オレドラゴン≫ DMD20
1 7 闇/火/自然 ≪勝利のガイアール・カイザー / 唯我独尊ガイアール・オレドラゴン≫ DMD20
1 6 自然 ≪魂の大番長「四つ牙」 / バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ≫ DMX06
1 6 自然 ≪タイタンの大地ジオ・ザ・マン / 貪欲バリバリ・パックンガー≫ DMR01
2 4 ≪龍波動空母 エビデゴラス / 最終龍理 Q.E.D.+≫ DMR14
水闇自然デスザロスト画像
逆転のオーロラ母なる星域

エーツー
「なるほど。前回、《燃える革命 ドギラゴン》の時に使ったのと同じ、《逆転のオーロラ》《母なる星域》のギミックを中心にしたデッキだね」

ハル
「そうですね。やっぱり、革命ゼロのクリーチャーをうまく使うなら、《逆転のオーロラ》はかなり便利なカードですからね」

邪眼教皇ロマノフⅡ世

シュウ
「ですな。ちなみに『マスターズ・クロニクル・デッキ』で登場した新たなロマノフ、《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を使えば、進化元を確保しつつ、《逆転のオーロラ》《母なる星域》を使うことができますぞ。このカードだけはどうしても入れて欲しいとわたくしがハル殿に頼んだんですぞ」

ハル
「うまく組み込むの大変だったけど、おかげで僕とシュウさんの共同作業、って感じのデッキになって、僕も満足です!」

アン
「うーん……」

ハル
「どうしたんですか、アンちゃんさん、なにか不満があるんですか?僕がシュウさんとキャッキャしてるから羨ましいんですか?自分もイケメンの幼なじみとキャッキャしてればいいじゃないですか」

アン
「だから、なんで、毎回イケメンの幼なじみがいる設定をアンちゃんに押し付けてくるんすか!別にシュウくんとキャッキャしてるのも羨ましくないっすよ!」

シュウ
「ふむ……わたくしはアン殿とキャッキャしても構いませんがな」

ハル
「ん?そんなことはないです。話、戻しますけど、僕のデッキでなにか気になる点があるんですか?」

アン
「いや、気になるってほどじゃないんすけど、ハルくんが作るデッキって、なんだかんだで、ゴッドが関わって無いときは同じ感じのガチガチのデッキっすよね。このデッキもシュウくんのアイディアである《邪眼教皇ロマノフⅡ世》以外は、なんかいかにもハルくんの作ったデッキ、って感じじゃないすか」

ハル
「んー、まぁ、言われてみるとそうかもしれないですね……ゴッド以外を使ったデッキだと、僕的には勝てそうなデッキのほうが好きなので、結果的に同じようなカードを使うことになるんじゃないですかね」

アン
「なんで、アンちゃん的には、ハルくんのデッキの作り方も、『コンボノミコン』的な部分があるのかなと思うんすよね」

ハル
「まぁ、実際、僕も自分のデッキ構築の方法はノートにつけてありますから、『コンボノミコン』的な僕のノートがあるのは事実ですね。ゴッドとシュウさんのアイディアに対しては、僕の愛があふれすぎるから、そのノートに従うわけじゃなくなって違う感じのデッキになるんですかね。まぁ、どっちでもいいんですけど」

八重子
「ですのよ!やっぱり、愛は大事なんですのよ!」

エーツー
「うわ、八重子ちゃん、急にきた」

八重子
「八重子も、愛にあふれたデッキを作るんですのよ!八重子が使うカードはこれですの!」

時の革命 ミラダンテ

八重子
《時の革命 ミラダンテ》ですの!」

エーツー
「バトルゾーンに出た時に、相手のクリーチャーを全部タップしておきれなくして、さらに、革命ゼロ発動で相手がクリーチャーを召喚できなくするカードだね」

八重子
「ですのですの。普通に考えれば、《時の革命 ミラダンテ》《逆転のオーロラ》を使ったデッキにするのがよさそうですのよ」

リリィ
「うむ。主任がどこかのイベントで使っていた《時の革命 ミラダンテ》デッキはまさにそういう形だったのじゃ」

ハル
主任がタイムストップデュエルをしていたから、開発部の更新もタイムストップしてたんですね」

シュウ
「うまいですぞ、ハル殿」

アン
「笑えないっすよ。で、八重子ちゃんはどういう感じの《時の革命 ミラダンテ》のデッキを作ったんすか?」

八重子
「八重子のエーツー様への溢れんばかりの愛をこめてデッキを作ったんですのよ!」

エーツー
「え?急に僕!?」

ハル
「そうですよ。ユウヤさんはいいんですか?」

八重子
「ユウヤ様は関係ないんですのよ!というわけで、八重子が作ったのがこのデッキですの」

光火ミラダンテ画像

アン
「すごいっすね、これ。《時の革命 ミラダンテ》《燃える革命 ドギラゴン》の両方が入ったデッキっすか!」

凰翔竜機バルキリー・ルピア

八重子
「ですのよ。八重子は隙さえあれば、エーツー様への愛を表現するために火と光のエンジェルとドラゴンのデッキ、いわゆるエンドラデッキを作ろうと考えてるんですのよ。そして、《凰翔竜機バルキリー・ルピア》のドラゴンをサーチする能力を使えば、2種類の革命ゼロを同居させることが可能なのに気がついたんですの!」

ボルシャック・NEXボルシャック・ルピア超竜キング・ボルシャック

エーツー
《凰翔竜機バルキリー・ルピア》は、《ボルシャック・NEX》の能力でサーチできる『ルピア』なのが便利でいいよね。このデッキには入っていないけど、《ボルシャック・NEX》を使うなら、《ボルシャック・ルピア》《超竜キング・ボルシャック》も入れてみてもいいかもしれないね」

コッコ・ルピアラブ・ドラッチ革命龍 アサルト

ハル
「お馴染みの《コッコ・ルピア》だけじゃなく、新たなコストを下げるクリーチャーである《ラブ・ドラッチ》《革命龍 アサルト》もうまく組み込まれていますね……たしかによく出来た面白いデッキですね」

アン
「そすそす、アンちゃんがデッキに求めるのはこういう愛なんすよ!革命ゼロの切り札が2種類も入っているってだけでテンション爆上げっすよ!」

シュウ
「ふむ……そういうことでしたら、わたくしもデッキを作りましたぞ」

ハル
「あれ、シュウさんもデッキを作ったんですか?僕が手伝ったやつ以外に」

シュウ
「ですぞ」

ハル
「そうですか」

アン
「シュウくんが愛をこめて作るって事はやっぱり、闇文明の美学で、闇単デッキってことっすかね」

シュウ
「そういうわけではないんですがな。まずはデッキを見てもらったほうが早いですな。というわけで、作り上げたのがこのデッキですぞ」

枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
4 2 《時の玉 ミラク》 DMR18
4 3 《堅牢の翼 アリシオン》 DMR15
4 4 《防壁の玉 ライブ》 DMR16真
2 4 《バリア怪人 バリアバラ》 DMR16真
4 3 《コダマダンス・チャージャー》 DMR18
4 7 《極・龍覇 ヘルボロフ》 DMR16極
3 2 《学校男》 DMD24
3 4 《暗黒鎧 ヴェイダー》 DMR18
2 8 《魔の革命 デス・ザ・ロスト》 DMR18
2 8 《時の革命 ミラダンテ》 DMR18
3 4 《白骨の守護者ホネンビー》 DMD25
2 7 《凶殺皇 デス・ハンズ》 DMR17
3 9 《閃光の守護者ホーリー》 DMR18
超次元ゾーン
枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
2 2 ≪悪夢卍 ミガワリ/忍者屋敷 カラクリガエシ/絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ≫ DMX18
2 5 ≪極魔王殿 ウェルカム・ヘル/極・魔壊王 デスゴロス≫ DMR16極
1 4 ≪滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル/魔壊王 デスシラズ≫ DMR13
1 4 ≪煉獄刃 ヘルフエズ/煉獄宮殿 ヘルクライム/大殺壊 ヘルセカイ≫ DMX18
1 4 ≪獄龍刃 ディアボロス/破滅の悪魔龍 ディアジゴク≫ DMD19
1 3 ≪魂喰いの魔狼月下城/魔狼の悪魔龍 ミナゴロッセオ≫ DMR14
光闇デスザロスト画像

アン
「光闇の《時の革命 ミラダンテ》《魔の革命 デス・ザ・ロスト》が両方入ったデッキ!?」

八重子
「ってことは、シュウ様は八重子のことを愛してるんですの!?困るんですの、八重子にはエーツー様がいるんですの!」

ハル
「どういうことですか、シュウさん!」

エーツー
「シュウくんだから、絶対そんなに深い意味はないと思う……」

シュウ
「そんなに深い意味はないですな」

エーツー
「やっぱり」

時の玉 ミラクバリア怪人 バリアバラ

シュウ
《デビル・ドレーン》以外でうまくシールドを減らして革命ゼロを発動させる方法を考えていて、エスケープと自分からクリーチャーを破壊する能力を組み合わせることを思いついたんですぞ。で、そうすると、エスケープは光文明に多い能力ですからな。結果的に光闇のデッキになったわけですぞ。で、だったら、両方のレジェンドを入れようと、そうなっただけですな」

アン
「あぁ、革命ゼロの切り札が二種類入ってる、ってところに反応したんすね、シュウくんは」

シュウ
「ですぞ」

極・龍覇 ヘルボロフ極魔王殿 ウェルカム・ヘル

エーツー
「まぁ、でも、《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》一気に自分のシールドを減らしつつ、相手のクリーチャーを破壊しまくるコンボは強そうだよね。革命ゼロのためにシールドを無くすのは、そのまま負けちゃう危険性があるけど、このデッキだとブロッカーが多いから、そういう意味では安全だしね」

八重子
「ですのね。八重子もエスケープは好きな能力ですの。でも、こんな使い方は思いつかなかったんですのよ!」

ハル
「すごいやシュウさん!さすが!」

エーツー
「二種類の切り札をうまく組み合わせることで、より愛にあふれたデッキを作れるってのは面白い考え方だね」

リリィ
「ふむ。ならば、わらわも《時の革命 ミラダンテ》と、わらわの愛する切り札を組み合わせたデッキを作ったのじゃ」

アン
「ん?リリィちゃんの愛する切り札というと……」

「無情」の極 シャングリラ

リリィ
「もちろん最強のゼニス、《「無情」の極 シャングリラ》なのじゃ!」

八重子
「それは流石に無理じゃないんですの?たしかに進化クリーチャーという共通点はあるけど、《「無情」の極 シャングリラ》《時の革命 ミラダンテ》を同じデッキに入れるのは難しそうですの……」

リリィ
「む?光文明のトリガー大好きの八重子らしくないのじゃ。このカードの存在に気がついていないないのか?なのじゃ」

アン
「あ、そうすね、あのカードっすね」

閃光の守護者ホーリー

リリィ
「なのじゃ!『時よ止まれミラダンテ!!』で登場した光文明の強力シールド・トリガー、《閃光の守護者ホーリー》は、《「無情」の極 シャングリラ》の進化元になるガーディアンなのじゃ!主任の作った《時の革命 ミラダンテ》デッキをわらわなりに改造していて気がついたのじゃ。というわけで、作り上げたのがこのデッキなのじゃ」

枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
4 2 自然 《フェアリー・ライフ》 DMR17
4 2 自然 《ピクシー・ライフ》 DMD12
2 4 《ドンドン吸い込むナウ》 DMD26
3 9 《閃光の守護者ホーリー》 DMR18
2 8 《時の革命 ミラダンテ》 DMR18
2 5 《音感の精霊龍 エメラルーダ》 DMX18
1 3 《光牙忍ハヤブサマル》 DMD24
2 5 光/自然 《調和と繁栄の罠》 DM11
2 6 《龍覇 M・A・S》 DMR14
2 5 自然 《逆転のオーロラ》 DMX12
2 3 自然 《母なる星域》 DMX17
1 4 光/自然 《超次元ホワイトグリーン・ホール》 DMR02
1 6 《サイバー・N・ワールド》 DMR01
3 7 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》 DMR13
3 5 自然 《超次元フェアリー・ホール》 DMX08
2 7 《光姫聖霊ガブリエラ》 DMX12
3 4 水/自然 《フェアリー・シャワー》 DMR11
1 11 ゼロ 《「無情」の極 シャングリラ》 DMR08
超次元ゾーン
枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
1 2 ≪時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード≫ DMX03
1 3 ≪アルプスの使徒メリーアン/豪遊!セイント・シャン・メリー≫ DMX04
1 5 光/水/自然 ≪勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン≫ DMD20
1 7 闇/火/自然 ≪勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン≫ DMD20
1 6 自然 ≪魂の大番長「四つ牙」/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ≫ DMX06
1 6 自然 ≪タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー≫ DMR01
2 4 ≪龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+≫ DMR14
光水自然ゼロミラグリア画像

シュウ
「ふむ、さすがは我が妹。不自然さが無いくらいまとまったデッキですな」

アン
《「無情」の極 シャングリラ》好きのリリィちゃんだからこそ、思いついたデッキっすね」

エーツー
「強力な切り札がバンバン登場する革命編!」

エーツー
「単体で強力な切り札も、あわせて使えばもっと楽しいぞ!」

エーツー
「キミも、キミだけの切り札の組み合わせを探してみよう!」

アン
「あ、そういうことっすか?」

ハル
「どうしたんですか、アンちゃんさん」

アン
「コンボではない切り札同士の組み合わせの話があるから、『コンボノミコン』の話もあったんすね」

ハル
「なんかよくわからないですけど、そうなんですかね。しかし、アンちゃんさんは、僕とシュウさんみたいにコンボになる相手がいないですよね」

アン
「余計なお世話っすよ」

ハル
「イケメンの幼なじみとかいればいいんですけどね」

アン
「だから、なんでそういうキャラ設定にしたがるんすか!」

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