超CSⅧ北海道 Round 4:メスタイム vs. れんこん
ライター:秋山 大空
撮影:瀬尾 亜沙子
今回の超CSの舞台は北海道。あまり知られていないかもしれないが、北海道は広い。
CSに参加するために、他の都府県であれば県をまたぐような距離を移動しなければならないと言うこともざらにある。
更にDMGPが開催される千葉や名古屋に行くには海を跨がなければならず、地理的な事情で大型大会参加のハードルが高いプレイヤーも多い。
メスタイム「近くでCSが開かれることもあまりないので、CSへの参加回数は多くないです。CSがよくある札幌は遠いですし…。大型大会への参加も今回が初です」
れんこん「僕も大型大会は初めてです。CSも最近はほぼ出ていなくて、大型大会も初めてです」
大型大会への参加は初めてと言うメスタイムとれんこん。
やはり地方で行われる大型大会は、地元在住のプレイヤーが輝く絶好の機会である。
れんこん「僕は江差から来ました。道内に『えさし』って2ヶ所あるんですけど、道南の方の江差です」
メスタイム「同じ道南ですか!?」
れんこん「はい(笑)もしかしたらなんですけど、同じショップに行ったことあるかも…」
北海道は広いが、世間は狭いものだ。
しかし、ここで当たるのもただの偶然ではなく、それだけ地元からの参加者が多いと言う事だろう。
せっかく大型大会で道南同士だとわかったのだ。
勿論やることは一つ、デュエマだ。
メスタイム「っし!先攻で!」
先攻を決めるジャンケンを終え、第4回戦の幕が上がる。
先攻:メスタイム
先攻2ターン目、メスタイムはトップで引いた《メンデルスゾーン》が2ヒット。1ターン目に《夢双英雄 モモキングDM》をマナに置いてしまったことで、3ターン目召喚を逃したのは痛いが十二分の動き。
一方でれんこんは《ルピア&ガ:ナテハ》でのスタート。
《友情地龍 ルピア・ターン》で《夢双英雄 モモキングDM》を山札の上に置き、《ハンプティ・ルピア》を避けつつ次の動きを作るメスタイム。
次のターンには《夢双英雄 モモキングDM》で動かれるが、れんこんはそれに《ポッピ・冠・ラッキー》で蓋をする。
メスタイムは予定通り《夢双英雄 モモキングDM》を召喚し、マナ加速のみを使用。
一見このターンはこれで手詰まり。
しかし、メスタイムは"あれ"を持っていた。

《夢双英雄 モモキングDM》で攻撃時、《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジ!
《ルピア&ガ:ナテハ》の効果でれんこんのシールドは残り3枚。《夢双英雄 モモキングDM》を出し直し、《アリスの突撃インタビュー》かG・ストライク2枚要求のシールドブレイク。
S・トリガーは…なし!
そのまま《夢双英雄 モモキングDM》でダイレクトアタック!
WINNER:メスタイム
対戦が終わり、メスタイムはれんこんに声をかける。
メスタイム「じゃあ、また会ったときに(笑)」
れんこん「はい(笑)」
同じ道南であれば、札幌で行われるCS等でまた会えるはず。
次に会うときは、他人同士ではなく知り合い同士になっているだろう。
超CSは、他の大型大会より繋がる縁も多いのかもしれない。
|
メスタイム 超CSⅧ 北海道 オリジナル構築 |
|
|
|
れんこん 超CSⅧ 北海道 オリジナル構築 |
|
|
©ANYCOLOR, Inc.
TM and © 2025, Wizards of the Coast, Shogakukan, WHC, ShoPro, TV TOKYO © TOMY










