DMGP2025-1st Day1(アドバンス)Round 5:おんそくvs. よっしー
ライター:清水 勇貴(yk800)
撮影:坂井 郁弥

よっしー「いやぁ、キツいな……」
フィーチャーテーブルの場に慣れないよっしーにたびたび話し掛けるのは、デュエチューブリーグでもお馴染みのおんそくだ。
胃が痛そうに顔を顰めつつも、徐々に闘気をみなぎらせるよっしー。おんそくも何度となく経験した場ながらどこか緊張感のある顔つきで対戦相手と対峙する。
Game

先攻のよっしーがマナに置いた《光開の精霊サイフォゲート》を見て、早々にこの先の展開へ思考を巡らせるおんそく。
悩み抜いた末に彼がマナに置いたのは、《審秘の精霊ピュリファイ・ジョーカー》。この両者のマナ置きをもって、ゲームが【光水ヘブンズ・ゲート】のミラーマッチであることがおおよそ確定的なものとなる。
アドバンスとオリジナルにおける【光水ヘブンズ・ゲート】の最も大きな違いは、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》の有無だ。
《邪帝斧 ボアロアックス》によるマナからの展開、《邪帝斧 デッドアックス》と《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》の組み合わせによる面処理性能、≪次元のスカイ・ジェット≫による過剰打点形成+コンボパーツ展開……。
《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》が備える超次元のポケットは、あらゆるプレイヤーが「できたらいいな」と夢想するあんなことやこんなことの、ほとんどすべてを叶えてくれる。
このカードの存在により、高いカウンター性能はオリジナルから据え置きのままで、1枚の《ヘブンズ・ゲート》がもたらすゲームへの影響力が段違いにアップデートされているのが、アドバンスにおける【光水ヘブンズ・ゲート】だ。
下馬評も非常に高く、現アドバンス環境におけるTier1の呼び声も高いデッキの同形対決。果たして勝利を収めるのはどちらか。
最初に明暗分かれたのは3ターン目のアクションだ。よっしーは《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》を唱えてドローを進めるに止まったが、一方のおんそくは《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》の呪文側を唱え、回収は1枚にとどまったものの先に5マナまで到達する見込みを作る。
先制してビッグアクションを起こされると一気に苦しくなるよっしー。4マナアクションとしてもっとも強い《理想と平和の決断》もなく、マナチャージだけで4ターン目を終え、よっしーは苦い顔でおんそくへとターンを渡す。
迎えたおんそくの5ターン目。しかし、よっしーにとっては幸いなことに、彼の手札には《真気楼と誠偽感の決断》も《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》もなかった。

ガラ空きの盤面で迎えたよっしーの5ターン目、序盤にマナに置いておいた《暴発秘宝ベンゾ / 星龍の暴発》が彼を助ける。闇マナを捻出して手札から唱える、《真気楼と誠偽感の決断》!
宣言するのはもちろん、2枚ドロー1枚捨て+墓地からのトリガー踏み倒し。予定調和の《ヘブンズ・ゲート》がよっしーの墓地に落とされ、都合1ターン早く天への門扉が開かれる。
手札から《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》を同時に踏み倒し、まずは墓地の《真気楼と誠偽感の決断》と《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》を手札に戻すと、《音感の精霊龍 エメラルーダ》が《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフを撃ち抜く。
EXライフシールドが離れた時の能力で《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を詠唱。コスト6を宣言し、盤面優位を作りながらおんそくの《ヘブンズ・ゲート》展開にストップを掛ける。後続の展開札はなかったが、上々の展開に持ち込んだ。
一気に状況不利になったのはおんそくだ。
満を持して構えていた《ヘブンズ・ゲート》が唱えられず、相手のボードの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》への対処も覚束ない。
命を繋ぐべく《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を唱え返し、6宣言で更なる《ヘブンズ・ゲート》で追い討ちされる事を予防し、次のターンに望みを託す。
よっしー、運命の6ターン目。
《理想と平和の決断》で一気に手札を増やしたところで、よっしーの動きが鈍る。
すなわち、殴るか、殴らざるか。
彼に相対するのは、ここまでドローソースを繋げ、大量のリソースを抱え込んだおんそくだ。
EXライフを失った《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》は守勢においては能力を持っていないようなもので、このままターンをおんそくに渡せば、その手札から想像しうる限りのあらゆる全てが飛び出してくるだろう。
前のターンと同じように、《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》の6宣言を通しさえすれば。そうすれば、よっしーにとって致命的なS・トリガーは《光開の精霊サイフォゲート》しかない。
よっしーは恐る恐る《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》に手を掛け、タップする。攻撃時に《真気楼と誠偽感の決断》、2枚引いて1枚捨て、墓地からS・トリガーを使う。《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》、宣言は6。
ここでドローを使わず《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》をシールド送りにして、攻撃をキャンセルする選択肢もよっしーにはあったが、そうしなかった。
よっしーの潤沢な手札には、しかし、後続の展開を作るカードのみが足りていなかったのだ。仮にアタックキャンセルを絡めて安全にターンを取ったところで、その先がなければ意味がない。勝ちに行くなら、少しでもドローを進め、《ヘブンズ・ゲート》を引き込むしかなかった。
故に、勝負の3点。
T・ブレイクを受け入れ、デッキ側から1枚、2枚……と秘されたシールドを確かめていくおんそく。
そして——3枚目。
おんそく「よしよしよしよしッッッッッ!」
おんそくの手によって勢いよく表返されたのは、まさに「それしかない」《光開の精霊サイフォゲート》! いっそ芸術的なまでの裏目に、よっしーの顔が悲痛に歪んだ。
おんそくはその登場時能力で《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を送り出すと、墓地から《理想と平和の決断》と《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を手札に再装填。無限にも等しいリソースを抱え込み、おんそくは反撃の狼煙を上げる。
……とはいえ、肝心要の《ヘブンズ・ゲート》は止められたままのおんそく。果たしてここからどう出るのか……と、おもむろに5マナをタップしてクリーチャーを召喚する。

シールドゾーンにカードが追加されるたびにGR召喚を行うブロッカーだ。
その登場時能力で山札の上から1枚目をシールドに置き、自身の能力によってGR召喚が誘発。《続召の意志 マーチス》、《アカカゲ・レッドシャドウ》と連鎖する。
マナドライブを持ったGRクリーチャーの大群。果たして光水2色で構築されたこのデッキで誘発するのか?
するのだ。
まずもって、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》がいればおんそくのマナゾーンのカードは全ての文明を持つため、問題なくマナドライブが有効化される。
そうでなくとも《真気楼と誠偽感の決断》が闇を、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》が火を、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》が自然を。全ての文明がマナに揃い、マナドライブを満たせる可能性は、常にある!
そして、万全の《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》がEXライフを失った同胞へと攻撃を開始。
攻撃時に唱えた《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》の呪文側から《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》、EXライフに≪音奏 ハイオリーダ≫が呼応して《クリスマⅢ》を呼び出す。
《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》に《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》を装備すると、ウルトラ・シールド・プラスを再現したシールド追加能力で《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》のEXライフシールドが一気に分厚くなる。
そして≪音奏 ハイオリーダ≫による怒涛の5連ガチャ!
《カット 丙-二式》、《クリスマⅢ》、《カット 丙-二式》、《アカカゲ・レッドシャドウ》、《サザン・エー》。

S・トリガーはわずかに《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》の呪文面のみで、自軍の《アカカゲ・レッドシャドウ》と《光開の精霊サイフォゲート》を手札に戻すにとどまったものの、ただでさえパンパンのおんそくの手札がさらに膨れ上がり、ようやく攻撃時能力の解決が終了した。
バトルにより《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》同士が相打ちとなるが、おんそくのそれにはEXライフが残っている。シールドを身代わりに生き延び、よっしーの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》が一方的に戦線を離脱した。
そしてEXライフが剥がれたことで、《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を唱えるチャンスまでもを得たおんそく。執拗な6宣言がよっしーの逆転の芽を摘む。
続くターンには、デッキトップから駆けつけた3枚目の《真気楼と誠偽感の決断》で除去2回を選択し、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と≪音奏 ハイオリーダ≫を除去するよっしー。
おんそくの勝ち筋を予測し、シールド回収をするだけの余裕がないことに望みを賭けた格好だ。細い線を懸命に辿り、勝ちの芽を守らんとするよっしー。
しかし、盤面への対処のために《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を唱える機会を失ったことで、おんそくの天門が鎖から解き放たれる!
そして、ラストターンが訪れた。
おんそく「《ヘブンズ・ゲート》を唱えます。効果で《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》と《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》をバトルゾーンに」
《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》で≪次元のスカイ・ジェット≫を出し、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》で墓地の《ヘブンズ・ゲート》と《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》を回収。
そのままスピードアタッカーを得た《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》が攻撃に入ると、攻撃時能力で≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫を詠唱。今し方出たばかりのディスペクター2体のEXライフを剥がしつつ、《クリスマⅢ》も超GRゾーンへと戻す。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフが離れたことで唱えるのは追撃の《ヘブンズ・ゲート》。《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》が登場し、2体目の《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフを《音感の精霊龍 エメラルーダ》でブレイク。ここで野生の≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫がトリガーする!
攻撃中の《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》、《音感の精霊龍 エメラルーダ》を手札に戻してアタックキャンセルを完遂。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》で墓地の《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》と《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》を回収し、おんそくはそのまま攻撃フェイズへの移行を宣言する。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の攻撃時に唱えるのは《真気楼と誠偽感の決断》。≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫と《ヘブンズ・ゲート》を唱え、アタックをキャンセルしつつ手札に戻した《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》2体をバトルゾーンへ。デッキボトムが≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫と《ヘブンズ・ゲート》の2枚に固定される。
墓地回収能力で《真気楼と誠偽感の決断》と《理想と平和の決断》を手札に戻し、そのまま再度《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》で攻撃、唱えるのは《ヘブンズ・ゲート》。
《音感の精霊龍 エメラルーダ》2体をバトルゾーンに送り出し、そのうち1体の能力で攻撃中の《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフをブレイク、ここでも《光開の精霊サイフォゲート》がトリガー。天がおんそくの背中を押す。
EXライフが離れた時の効果で≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》2体と《音感の精霊龍 エメラルーダ》を選択して手札に戻すが、攻撃していない《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》はEXライフを盾にバトルゾーンへ残留。
《光開の精霊サイフォゲート》で戻した《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を出し直して《ヘブンズ・ゲート》と≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫を回収すると、EXライフ付きとEXライフなし、2体の《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》がバトルゾーンに並んだ。
そしてこの状況こそが、おんそくの作り出したかった「初期盤面」だ。
EXライフの付いていない《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の攻撃時、手札から≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫を詠唱。《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》2体と《音感の精霊龍 エメラルーダ》を手札に戻し、EXライフ付きの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》はバトルゾーンに残留する。
EXライフが剥がれたことで《ヘブンズ・ゲート》を唱えられるため、戻した《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》をバトルゾーンに出し、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》で唱えた≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫と《ヘブンズ・ゲート》を墓地から回収する。
一連の流れを終えると、EXライフ付きの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》、EXライフなしの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》、《音感の精霊龍 エメラルーダ》がバトルゾーンに残り、これにて初期盤面に回帰した。
1サイクルごとに山札が1枚ずつEXライフ経由で墓地に置かれ、《音感の精霊龍 エメラルーダ》のストックが1回ずつ増える半ループが完成した。
これによりシールド送りにされていた≪音奏 ハイオリーダ≫を回収しつつ、山札の枚数が先ほど《真気楼と誠偽感の決断》で固定した残り2枚になるよう調整していく。
ここで時間切れが宣言されたが、現在アクティブプレイヤーであるおんそくのターンが終わるまではゲームが続行する。このターン中に勝利しきれれば、本ゲームはおんそくの勝利だ。
おんそく「ループの証明に入ります」
おんそくは山札が《ヘブンズ・ゲート》1枚、バトルゾーンがEXライフのない《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》1体になるよう盤面を整えると、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の攻撃からループの開始を証明する。
攻撃時に《真気楼と誠偽感の決断》、墓地から≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫と《ヘブンズ・ゲート》を詠唱。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の攻撃をキャンセルしつつ山札を回復させ、《ヘブンズ・ゲート》で《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》をバトルゾーンに出し、唱えた《真気楼と誠偽感の決断》を回収。《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフはボトムに固定した《ヘブンズ・ゲート》であることが確定している。
《音感の精霊龍 エメラルーダ》で《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフをブレイクして《ヘブンズ・ゲート》をトリガーとしてプレイ。《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》をもう1セット場に出す。
こちらの《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》は攻撃時の《真気楼と誠偽感の決断》でボトムに戻した≪「真実を見極めよ、ジョニー!」≫がEXライフとして付いているため、《音感の精霊龍 エメラルーダ》でブレイクしてトリガーとしてプレイ、《音感の精霊龍 エメラルーダ》2体と《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》1体を手札に戻す。
山札が《ヘブンズ・ゲート》1枚、バトルゾーンがEXライフのない《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》1体の盤面に戻り、このうちの1回を使って《真気楼と誠偽感の決断》を唱えれば、先ほどの工程をそっくりそのまま繰り返せるようになった。
この過程で《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の登場時能力が1回、EXライフが離れた時の能力が1回が使用されずにストックされているため、おんそくは墓地の呪文を何枚でも回収し、手札からコスト8以下の呪文を何度でも使えることになる。組み合わせれば、コスト8以下の呪文は使い放題、つまりは、「なんでもできる」。
《ヘブンズ・ゲート》で≪音奏 ハイオリーダ≫を着地させ、登場時能力はストックしたまま再度《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の能力をストックするループをスタート。
この過程では《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフがシールドゾーンに置かれてから離れているため、並行して≪音奏 ハイオリーダ≫のGR召喚も無限にストックされていく。天井までガチャを回し切ったおんそくは、いよいよ大詰めに取り掛かった。
《真気楼と誠偽感の決断》で呪文詠唱とシールド送り、《ヘブンズ・ゲート》を墓地から唱えて山札回復しつつ《ツタンメカーネン》をシールド経由で超GRゾーンに戻す。
《ツタンメカーネン》の両者ドローを解決し、自分が引いた《ヘブンズ・ゲート》は空撃ちして墓地へ。≪音奏 ハイオリーダ≫のストックで再度GR召喚したあと《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のストックで《真気楼と誠偽感の決断》を回収し、再度同じ工程を繰り返せば、自分の山札は減らさないまま相手に《ツタンメカーネン》の1ドローを押しつけられる。
制限時間をフルに使い切った【光水ヘブンズ・ゲート】のミラーマッチは、ターンを跨がない無限の強制ドローループを成立させたおんそくの勝利で幕切れとなった。
Winner:おんそく
【光水ヘブンズ・ゲート】ミラーは、単なる対戦相手との戦いだけでなく、制限時間との戦いも忘れてはならない。
おんそくの持ち込んだ《ツタンメカーネン》ループ型は、特に時間切れ後追加ターン発行のない予選ラウンドにおいては非常に有効なアプローチだったと言えるだろう。
果たしてこの構築上の工夫が、予選を突破する鍵となるか。
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