デュエル・マスターズ

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DMGP2025-1st Day2(オリジナル)Round 6:るるる vs. DL

ライター:山口 海斗(ジャイロ)
撮影:後長 京介

るるる「【ファイアー・バード】はフィーチャーに呼ばないって言ってたじゃーん!」

 フィーチャー卓に座るや否や、るるるは対戦相手であるDLの前で自身の使用デッキを暴露した。

 それどころではない。彼は「フィーチャーme」のタグを使用して自身の使用デッキリスト40枚全てをインターネットに晒していたのだ。


 「手の内を”晒す”という”縛り”が引きを底上げする」という、なんともオカルトめいた迷信が流行っているDMGP2025-1st Day2。彼もデッキを”晒し”ている1人なのだ。

 最強と名高い【火光闇ファイアー・バード】にとって、デッキリストの開示などデメリットですらないのか。

 一方DLのデッキは一切不明。いや、むしろそれが普通ではあるのだが…。

Game

先攻:DL  るるる《マジシャン・ルピア》《龍后凰翔クイーン・ルピア》を墓地に送り込み、続く《ハッター・ルピア》まで手札に揃えている。さっそく手の内を晒した恩恵(?)を受けたようだ。

 対してDL《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》の下面を唱え、墓地の《龍后凰翔クイーン・ルピア》を山札に戻す。《アリスの突撃インタビュー》による展開を咎めることに成功した。マナゾーンのカード群から察するにDLのデッキは【火水自然ガイアッシュ覇道】だろう。

 墓地を消されたとはいえ、るるるに止まる理由は無い。《ハッター・ルピア》を召喚してハイパー化。攻撃時のメクレイドで《龍后凰翔クイーン・ルピア》の召喚に成功する。
 《龍后凰翔クイーン・ルピア》は自身を破壊して追加のメクレイド、《ハンプティ・ルピア》DLの手札から《五番龍 レイクポーチャー ParZero》を落としつつ、墓地に再度《龍后凰翔クイーン・ルピア》を送り込んだ。

 5マナ域の行動を奪われたDL、ここは耐えるターンだと言わんばかりの《メンデルスゾーン》《爆龍覇 グレンリベット / 「爆流秘術、暴龍の大地!」》の下面でマナを大きく伸ばすのみ。るるるも大きくは動かない。《アシステスト・インコッピ》で盤面を固めたのち、《ハッター・ルピア》のメクレイドで《ポッピ・冠・ラッキー》を添えてターンエンドだ。

 先に勝負を仕掛けたのはDL。≪爆龍覇 グレンリベット≫で山札の上から《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》を踏み倒す。セイバーを持つ《アシステスト・インコッピ》を退かしたのち、《時の法皇 ミラダンテⅫ》に革命チェンジ!「コスト7以下のクリーチャーを召喚できない」ロック効果をかけながら、るるるの行動の起点となる《ハッター・ルピア》を破壊。
 加えてDLの手札には《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》が控えており、破壊以外の除去手段を持たない【火光闇ファイアー・バード】にとって致命傷とも言える1枚になる。  絶望的にも見えるこの状況だが、るるるの目は死んでいない。
 あらゆる想定をして丁寧なプレイを続けていたるるる。この状況すら見通していたのか。  まずは《アリスの突撃インタビュー》《雷炎翔鎧バルピアレスク》を墓地から蘇生する。“召喚”ではない。

 《雷炎翔鎧バルピアレスク》がすぐさま攻撃に移り《アリス・ルピア》をバトルゾーンに出す。“召喚”ではない。

 《アリス・ルピア》《ルピア&ガ:ナテハ》《凰翔竜機マーチ・ルピア》《ハッター・ルピア》を呼び出す!“召喚”ではない!

 《凰翔竜機マーチ・ルピア》が絡んだ《雷炎翔鎧バルピアレスク》の5体破壊などノーコストに近い。合計2ターンの追加ターンを獲得するも、それを使うことすらなくるるるはダイレクトアタックを決めた。

Winner:るるる
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