超CSⅨ新潟 決勝Round 2:Spirits vs. 多摩湖まーけっと
ライター:鈴木 響太(ボルスズ)
撮影:坂井 郁弥
あーくん「それマット?インナーは?」
……どうやらスリーブ構成について語り合っているようだ。
決勝Round 2。卓上の語り部の異名を持つあーくんを中央に据えた、かつん、とふの3人チーム多摩湖まーけっとと、2人力が一つになったような実力者、ノン@ゴジットを両翼のにいな、tomo@が支えるSpirits。両者のデッキ選択は以下のとおりだ。
A卓:tomo@【ドッコイループ】 vs. かつん【光水自然創世竜】B卓:ノン@ゴジット【光自然ウィリデ】 vs. あーくん【ゴルギーオージャー】
C卓:にいな【闇自然墓地ソース】 vs. とふ【光水自然創世竜】
実力の拮抗したチームだからか、談笑も交えてほどよい緊張と緩和がフィーチャー卓を包んでいた。
しかし、準備が終われば両チーム真剣そのもの。順位先攻によって、Spiritsのターンから戦いの幕はあがった。
B卓:ノン@ゴジット vs. あーくん
ノン@ゴジットの初手は《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》が2枚重なり、自然文明が0枚の白一色でスタート。様子見とばかりに、《天V王 エバーラスト》のマナチャージでターンを返す。続くあーくんがマナ色を整えるべく《轟䡛合体 ゴルギーオージャー》をマナに置くと、ノン@ゴジットは早速動き出した。
不要な《ポッピ・冠・ラッキー》をチャージし、挨拶とばかりに《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》を召喚!
あーくん 「それ嫌い!!」たまらず声を上げる語り部。それもそのはず、後に本人が語ってくれたがこのマッチアップはいかに《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》と《一音の妖精》をいなして勝負を決められるかが鍵。敗北のファクターとなる1枚の着地を、早速許してしまった。
とはいえ、動かしているのは口ばかりではない。あーくんも負けじと《ジャスミンの地版》で軽快なスタート。次ターンの受け入れを広げることに成功した。
ただ、環境最速のビッグアクションを持つ【光自然ウィリデ】はさらにその先をいく。
追加の《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》を送り出し、《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》を要塞化。これにより2体の求道者が目覚め、3択の施しをノン@ゴジットへ提案する。
一気にゲームを決めてしまおうというハラだろうか、選択はどちらも手札補充。まだ見ぬ《烈しき切札 ドギラゴン逆》を引き込めば、勝利は大幅に近づいてくる。
ただ、ここでのドローは《魂が休む庭園 グリーン・グランドクロス》が2枚。攻め込むには至らず、このままターンを返すことに。
一命はとりとめたものの、以前ピンチは続くあーくん。このままではアドバンテージ差が開いていく一方だ。トチるわけにはいかない。とふと入念に方針を確認し、動き出す。
《吟弾の妖精》をNEO進化で召喚し、《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》2体を磔刑処すと、《巨魔天 アオフェシー》へとチェンジし《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》へ玉砕特攻!《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》回収させずに、2ドロー+《吟弾の妖精》の再装填に成功し、大きく時間を稼ぐ準備が整った。
こうなると、勝負を長引かせたくないノン@ゴジットは面白くないところ。ともすれば気が逸るあまりアクセルを踏み間違えてしまってもおかしくない場面だが、それでも、彼は焦らない。
引き込んだ自然単色をマナに置き、《魂が休む庭園 グリーン・グランドクロス》と《世界のY チャクラ・デル・フィン》で《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》を4回起動。その全てをドローへと注ぎ込み、好機を伺うことに。
ここで、語り部の調べが左腕に伸びる。
《パーリ騎士の心絵》2連打でにいなの墓地を洗い流したとふが、ゲームを畳にかかっていた。
あーくん 「落ち着いていつも通りでのルートで。よく焼きで。」いつも通り=普段の注文、つまり“よく焼き”というわかるようなわからないようなアドバイスを送り、自身は当初の予定通り、二度目の《吟弾の妖精》によって《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》を再び十字架へ縛り付ける。
このターンもまだ、攻めあぐねるノン@ゴジットだが、デッキトップは待望の《烈しき切札 ドギラゴン逆》!
《ウィリデ・ゴル・ゲルス》と2体目の《世界のY チャクラ・デル・フィン》を送り込み、《吟弾の妖精》を殴り返しで除去。ここからはもう、あーくんの縛りがいつまで続くか、もしくはどちらが早く爆発できるかというチキンレースだ。
それこそ、爆発の手立てが欲しいあーくん。デッキトップは……《ソウルサンライト コハク》が駆けつける!
意気揚々と召喚し、続けざまに進化しようとしたその時、制止したのは無慈悲なノン@ゴジットの声。ノン@ゴジット 「待った、《ソウルサンライト コハク》が着地したことで……。」
それは、語り部にとって最も恐ろしい「音への制限」。わずか一音での制止は、あーくんが紡ぐことばに巨大な戸を立てかける。あーくん「持ってんのかよ!」
ノン@ゴジット 「そりゃこんだけ引けばねえ。」
もはや後続を投入することも叶わないあーくん。返すノン@ゴジットの宣言は当然、《ウィリデ・ゴル・ゲルス》からの革命チェンジ!
決死のG・ストライク宣言も虚しく、《世界のY チャクラ・デル・フィン》のダイレクトアタックが貫いた。
Winner:ノン@ゴジット
この時点で戦局は1勝1敗。勝負の結末は、A卓のかつんとtomo@へと託されたわけだが、かつんの操る【創世竜ループ】が山札を全て堀り切り、王手を掛けている状態だ。
……が、ここで事件が発生。《冥土人形ウォカンナ・ピエール》がいないのだ。最も明確なフィニッシュ手段を失ったかつん。しかし、その窮地に音を奪われた語り部が再び動き出す。
かつん「無限《エンドレス・フローズン・カーニバル》と《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》で裏目ある?」
あーくん 「《ヴァルハラの天宝》が万が一退かされた時用に山札だけつくって返そう。あとは大喜利の域だし。」
かつんのルート提案を、勝負を終えたとふと共にあらゆる裏目を洗ったうえで後押ししていく。
いわく、今回は3面【創世竜ループ】と言う選択肢を蹴り、より得意な【光水自然ゴルギーオージャー】を握ることを仲間と決めたというあーくんだが、両翼に適宜アドバイスする姿は、語り部というよりさながら指揮者のそれであった。
かつんも覚悟が決まる。《レヴィヤの地版》のプレイで《パーリ騎士の心絵》2枚を使用し、マナ回収ループが起動。次々に妖精たちが、かつんの手元へ集まっていく。
さらに、マナゾーンには《グレートブルーの海幻》が見えているため、水単色マナを適宜アンタップへと持っていける。
これにより、相談通り《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》を好きな回数唱える手筈は整った。
かつん「0〜999、無限を宣言します。」
それだけでなく、ターンエンド時に誘発するカウンターのケアに、《終末の時計 ザ・クロック》を場に出すことまで徹底。
慢心なし、故に隙もなし。
実力者の集まる多摩湖まーけっとの、簡潔かつ迅速な相談と判断で、不測の事態でも危なげなく勝利を飾った。Winner:多摩湖まーけっと
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あーくん 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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かつん 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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とふ 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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ノン@ゴジット 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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にいな 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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tomo@ 超CSⅨ新潟 オリジナル構築 |
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